和崎 光太郎/著 -- ワサキ,コウタロウ -- ミネルヴァ書房 -- 2017.3 -- 367.68

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 367.6/ワ017 0115479784 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 明治の<青年>
書名カナ メイジ ノ セイネン
副書名 立志・修養・煩悶
著者 和崎 光太郎 /著  
著者カナ ワサキ,コウタロウ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2017.3
ページ数 8,310,9p
大きさ 20cm
一般件名 青年-歴史 , 日本-歴史-明治時代
内容紹介 「期待すべき存在」から「煩悶青年」へ、そして藤村操の自殺などにより危うさを秘めた「対処すべき存在」とみなされるようになった<青年>。明治期においてどのように<青年>という概念が生まれ、変容していったかに迫る書。
NDC分類(9版) 367.68
ISBN 4-623-07905-6
ISBN13桁 978-4-623-07905-6
定価 ¥3000

目次

序章 <青年>を問うということ
  1 青年と若者
  2 見過ごされてきた<青年>
  3 <青年>を問うことの意義
  4 本書の射程
  5 明治二〇年代・三〇年代という時代
  6 先行研究を架橋し越境する
  7 本書の内容
第一章 <青年>の誕生
  1 大江義塾時代の蘇峰における<青年>
  2 上京後の蘇峰における<青年>
  3 正しい<青年>の構築
  4 誕生期の<青年>の姿
第二章 期待すべき<青年>
  1 蘇峰における新たな危機感
  2 蘇峰における新たな仮想敵
  3 学校関係者が説く<青年>
  4 期待すべき存在としての<青年>
第三章 形成される<青年>
  1 なぜ修養を問うのか
  2 修養論の誕生まで
  3 修養論の誕生
  4 日清戦争後の修養
  5 成立期における修養の歴史的意義
第四章 <青年>らしく過ごす時期
  1 時代の変化と修養
  2 修養の語られ方
  3 学生風紀問題と修養
  4 修養の氾濫と型の形成
  5 「修養時代」の歴史的意義
第五章 対処すべき<青年>
  1 「青年期」の成立を問うということ
  2 「青年期」が誕生するまで
  3 「青年期」の問題化
  4 「青年期」の成立
  5 「青年期」成立の背景と歴史的意義
第六章 煩悶する<青年>
  1 なぜ「煩悶青年」を問うのか
  2 「煩悶青年」とはいかなる存在なのか
  3 「煩悶青年」はなぜ問題とされたのか
  4 「煩悶青年」の出現はどのように説明されたのか
  5 「煩悶青年」をめぐる言説の歴史的意義
終章 <青年>とは誰なのか
  1 <青年>はどのように成立し変容してきたのか
  2 <青年>は鵺である
  3 改めて<青年>を考える
  4 今後の課題