Daniel C.Harris/[著] -- ハリス,D.C. -- 化学同人 -- 2017.2 -- 433

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 433/ハ017 /上 0115940850 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ハリス分析化学 上
書名カナ ハリス ブンセキ カガク
著者 Daniel C.Harris /[著], 宗林 由樹 /監訳, 岩元 俊一 /訳  
著者カナ ハリス,D.C.
出版地 京都
出版者 化学同人
出版者カナ カガク ドウジン
出版年 2017.2
ページ数 1冊
大きさ 26cm
一般件名 分析化学
内容紹介 分析化学の原理についてしっかりとした物理的理解を提供し、それらの原理が化学及び関連分野にいかに利用されているかを示したテキスト。具体的な実例、実証実験、カラー図なども豊富に収録。見返しに元素の周期表等あり。
NDC分類(9版) 433
ISBN 4-7598-1835-2
ISBN13桁 978-4-7598-1835-2
定価 ¥5200

目次

0章 分析化学の手順
  妊娠検査薬はどう働くのか?
  0-1 分析化学者の仕事
  0-2 化学分析の一般手順
  コラム0-1 代表的な試料をつくる
1章 化学測定
  ナノ電極を用いた生化学的測定
  1-1 SI単位
  1-2 濃度
  1-3 溶液の調製
  1-4 重量分析のための化学量論計算
2章 分析に用いる器具
  水晶振動子型微量天びんは,DNAに結合した塩基1個を測定できる
  2-1 化学物質と廃棄物の安全で倫理的な取り扱い
  2-2 実験ノート
  2-3 分析天びん
  2-4 ビュレット
  2-5 メスフラスコ
  2-6 ピペットとシリンジ
  2-7 ろ過
  2-8 乾燥
3章 実験誤差
  明らかな誤り
  3-1 有効数字
  3-2 計算における有効数字
  3-3 誤差の種類
  コラム3-1 倫理上の問題:オゾン測定における系統誤差
  コラム3-2 認証標準物質
  3-4 偶然誤差に由来する不確かさの伝播
  3-5 系統誤差に由来する不確かさの伝播
  コラム3-3 元素の原子量
4章 統計学
  今日の私の赤血球数は多いか?
  4-1 ガウス分布
  4-2 F検定による標準偏差の比較
  4-3 信頼区間
  コラム4-1 疫学では帰無仮説をどう選ぶか
  4-4 スチューデントのtを用いた平均の比較
  4-5 スプレッドシートを用いたt検定
  4-6 外れ値のグラブス検定
  4-7 最小二乗法
5章 品質保証と検量法
  品質保証の必要性
  5-1 品質保証の基本
  コラム5-1 医療分析における偽陽性の意味
  コラム5-2 管理図
  5-2 メソッドバリデーション
  コラム5-3 Horwitzのトランペット:室間再現精度の変動
  5-3 標準添加法
  5-4 内部標準法
6章 化学平衡
  環境の化学平衡
  6-1 平衡定数
  6-2 平衡と熱力学
  6-3 溶解度積
  コラム6-1 溶解度は溶解度積だけでは決まらない
  実証実験6-1 共通イオン効果
  6-4 錯生成反応
  コラム6-2 生成定数の表記
  6-5 プロトン酸と塩基
7章 さあ滴定を始めよう
  火星で滴定
  7-1 滴定
  コラム7-1 試薬と一次標準物質
  7-2 滴定計算
  7-3 沈殿滴定曲線
  7-4 混合物の沈殿滴定
  7-5 スプレッドシートを用いた滴定曲線の計算
  7-6 終点の決定
  実証実験7-1 ファヤンス滴定
8章 活量および平衡の系統的解析法
  水和イオン
  8-1 塩の溶解度に対するイオン強度の影響
  実証実験8-1 イオンの解離に対するイオン強度の影響
  コラム8-1 電荷の絶対値が2以上のイオンを含む塩は完全には解離しない
  8-2 活量係数
  8-3 pHを再考する
  8-4 平衡の系統的解析法
  コラム8-2 河川中の炭酸カルシウムの物質収支
  8-5 平衡の系統的解析法の適用
9章 一プロトン酸・塩基の平衡
  細胞組織内のpHを測定する
  9-1 強酸と強塩基
  コラム9-1 濃硝酸はほんのわずかに解離する
  9-2 弱酸と弱塩基
  9-3 弱酸の平衡
  コラム9-2 布の染色と解離度
  9-4 弱塩基の平衡
  9-5 緩衝液
  コラム9-3 強いものと弱いものを混ぜると完全に反応する
10章 多プロトン酸・塩基の平衡
  大気中の二酸化炭素
  10-1 二塩基酸と二酸塩基
  コラム10-1 海水中の二酸化炭素
  コラム10-2 逐次近似法
  10-2 二塩基酸の緩衝液
  10-3 多塩基酸と多酸塩基
  10-4 おもな化学種はどれか?
  コラム10-3 マイクロ平衡定数
  10-5 分率の式
11章 酸塩基滴定
  RNAの酸塩基滴定
  11-1 強酸による強塩基の滴定
  11-2 強塩基による弱酸の滴定
  11-3 強酸による弱塩基の滴定
  11-4 二塩基酸の滴定
  11-5 pH電極で終点を決定する
  コラム11-1 アルカリ度と酸性度
  11-6 指示薬で終点を決定する
  コラム11-2 負のpHは何を意味するか?
12章 EDTA滴定
  キレート療法とサラセミア
  12-1 金属-キレート錯体
  12-2 EDTA
  12-3 EDTA滴定曲線
  12-4 スプレッドシートを用いた滴定曲線の計算
  12-5 補助錯化剤
  コラム12-1 金属イオンの加水分解は,EDTA錯体の有効条件定数を小さくする
  12-6 金属指示薬
  12-7 いろいろなEDTA滴定技術
13章 平衡の発展的トピックス
  酸性雨
  13-1 酸・塩基系の一般的解法
  13-2 活量係数
  13-3 溶解度のpH依存性
  13-4 差プロットによる酸塩基滴定の解析
14章 電気化学の基礎
  リチウムイオン電池
  14-1 基本概念
  コラム14-1 オームの法則,電気伝導度,分子ワイヤー
  14-2 ガルバニ電池
  実証実験14-1 人間塩橋
  14-3 標準電位
  コラム14-2 水素-酸素燃料電池
  コラム14-3 鉛蓄電池
  14-4 ネルンスト式
15章 電極とポテンシオメトリー
  プロトンを数えてDNA配列を決定する
  15-1 参照電極
  15-2 指示電極
  実証実験15-1 振動反応のポテンシオメトリー
  15-3 液間電位とは何か?
  15-4 イオン選択性電極のしくみ
  15-5 ガラス電極を用いるpH測定
  コラム15-1 雨水のpH測定における系統誤差:液間電位の影響
  15-6 さまざまなイオン選択性電極
16章 酸化還元滴定
  高温超伝導体の化学分析
  16-1 酸化還元滴定曲線のかたち
  コラム16-1 多くの酸化還元反応は原子移動反応である
  16-2 終点の決定
  実証実験16-1 MnO4-によるFe[2+]の電位差滴定
  16-3 分析種の酸化状態の調整
  16-4 過マンガン酸カリウムによる酸化
  16-5 Ce[4+]による酸化
  16-6 ニクロム酸カリウムによる酸化