倉持 史朗/著 -- クラモチ,フミトキ -- 六花出版 -- 2016.12 -- 327.85

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 327.8/ク016 0115629131 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 監獄のなかの子どもたち
書名カナ カンゴク ノ ナカ ノ コドモタチ
副書名 児童福祉史としての特別幼年監、感化教育、そして「携帯乳児」
著者 倉持 史朗 /著  
著者カナ クラモチ,フミトキ
出版地 東京
出版者 六花出版
出版者カナ リッカ シュッパン
出版年 2016.12
ページ数 5,264p
大きさ 22cm
一般件名 少年保護-歴史
内容紹介 明治期における監獄とその周辺に存在する児童の問題について論じた本。監獄関係者などが「加害性」を有する児童、また肉親の「加害性」ゆえに監獄に収容される児童をどのように捉え、処遇しようとしたのかを解き明かす。
NDC分類(9版) 327.85
ISBN 4-86617-022-0
ISBN13桁 978-4-86617-022-0
定価 ¥4200

目次

序章|
  1 非行・問題行動を伴う児童への視点
  2 明治期における監獄のなかの児童問題
  3 本書の研究目的と方法
  4 先行研究の整理と本研究の意義
第一章|『大日本監獄協会雑誌』と監獄改良運動
  はじめに
  1 大日本監獄協会の設立
  2 『大日本監獄協会雑誌』の発刊と『監獄雑誌』合併をめぐって
  3 『大日本監獄協会雑誌』のなかの監獄改良
  おわりに
第二章|『監獄雑誌』上における感化教育論
  はじめに
  1 警察監獄学会と『監獄雑誌』の発刊
  2 感化教育(事業)及び未成年犯罪者に関する言及
  3 留岡幸助・山本徳尚・小河滋次郎の感化教育(事業)への言及
  4 まとめにかえて
第三章|帝国議会における監獄費国庫支弁問題
  はじめに
  1 監獄費地方税支弁の経緯と国庫支弁の論理
  2 監獄費国庫支弁法案審議の行方
  3 監獄費国庫支弁法案の成立
  おわりに
第四章|感化法制定と犯罪予防の論理
  はじめに
  1 犯罪児童をめぐる状況
  2 懲治場への批判
  3 予防という概念
  4 制度化の実現
  5 まとめにかえて
第五章|小河滋次郎の感化教育論
  はじめに
  1 監獄学者・監獄官僚としての小河滋次郎
  2 二度目の欧米視察(一九〇〇年四月-一二月)
  3 「未成年者ニ対スル刑事制度ノ改良ニ就テ」
  おわりに
第六章|監獄に残る子どもたち
  はじめに
  1 懲治制度と特別幼年監の設置
  2 特別幼年監(懲治場)の実践
  3 特別幼年監における感化(懲治場)教育の終焉
  4 まとめにかえて
第七章|監獄に住まう乳幼児たち
  はじめに
  1 携帯乳児をめぐる法令とその変遷
  2 携帯乳児の実態
  3 携帯乳児の問題点
  4 まとめにかえて
終章|
  1 論点整理
  2 本研究の成果