児玉 珠美/著 -- コダマ,タマミ -- 新評論 -- 2016.12 -- 372.3895

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 372.3/コ016 0115409070 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル デンマークの教育を支える「声の文化」
書名カナ デンマーク ノ キョウイク オ ササエル コエ ノ ブンカ
副書名 オラリティに根ざした教育理念
著者 児玉 珠美 /著  
著者カナ コダマ,タマミ
出版地 東京
出版者 新評論
出版者カナ シンヒョウロン
出版年 2016.12
ページ数 9,216p
大きさ 22cm
一般件名 デンマーク-教育
内容紹介 世界で最も幸福な国デンマークの教育現場には、国民の幸福を願ったグルントヴィの理念がオラリティ(声の文化)として息づいている。デンマークの教育を支えてきたものを、歴史的な教育理念と教育現場の視察を通して解明する。
NDC分類(9版) 372.3895
ISBN 4-7948-1053-3
ISBN13桁 978-4-7948-1053-3
定価 ¥2400

目次

序章 デンマークの教育を論じる新たな視点
  1 デンマークの教育を研究する意味
  2 オラリティという概念について
  3 本研究におけるオラリティという視点の必要性
  4 研究の対象とその方法
  5 先行研究
  6 本研究の意義
  7 本書における表記について
第1章 グルントヴィの啓蒙思想
  1 グルントヴィの啓蒙思想の背景
  2 グルントヴィにおける「生の啓蒙」
第2章 グルントヴィの対話理念
  1 グルントヴィの人間観
  2 グルントヴィの「生きた言葉」
  3 相互作用(vekselvirkning)としての対話
  4 グルントヴィの対話理念の今日的意義
第3章 クリステン・コルの「話す学校」
  1 フォルケホイスコーレ(Folkehøjskole)の設立と教育方針
  2 フォルケホイスコーレの教育内容
  3 コルの口頭教育
  4 コルの教師観
第4章 デンマークの義務教育におけるフリスコーレの位相
  1 デンマークの義務教育
  2 フリスコーレの概容
第5章 私立学校
  1 オレラップ・フリスコーレの教育内容の特徴
  2 フレデリクスベア・フリスコーレにおける教育の特色
  3 視察した授業について
  4 0学年授業を視察
  5 担当教員へのインタビュー
  6 校長へのインタビュー
  7 インタビューを終えて
  8 物語を通した学び
第6章 エフタースコーレにおけるオラリティ
  1 エフタースコーレの特徴
  2 エフタースコーレの多様化
  3 特色あるエフタースコーレの教育内容
  4 オレラップ・エフタースコーレの教育内容
  5 オレラップ・エフタースコーレを視察
  6 エフタースコーレにおけるオラリティ教育
第7章 フリレイアスコーレ(Frie Lærerskole)におけるオラリティ
  1 フリレイアスコーレの教育内容
  2 フリレイアスコーレの視察とインタビュー
第8章 公立学校への影響
  1 フォルケスコーレの目的
  2 ウタスレフ・スコーレを視察
  3 ヴァレンスベック・スコーレの視察
  4 9学年の生徒へのインタビュー
  5 授業の視察内容およびインタビューの考察
第9章 オラリティを重視した評価方法
  1 デンマークにおける義務教育の最終試験概要
  2 プレゼンテーションテスト
  3 評価
  4 デンマークの教育におけるオラリティの評価文化
第10章 協議社会を支えるオラリティ
  1 幸福度世界第1位の意味
  2 共存意識と協議社会
  3 デンマークにおけるオラリティ教育の今後の課題と展望
  4 推進される教育改革
  5 グルントヴィの対話理念の継承
第11章 日本の教育におけるオラリティ創生の可能性
  1 日本の学習指導要領における言語活動
  2 オラリティ創生としての教育現場
  3 オラリティ教育という視点
  4 教員養成における課題