竹田 敏彦/編著 -- タケダ,トシヒコ -- ミネルヴァ書房 -- 2016.12 -- 375.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 375.2/タ016 0115479909 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル なぜ学校での体罰はなくならないのか
書名カナ ナゼ ガッコウ デノ タイバツ ワ ナクナラナイ ノカ
副書名 教育倫理学的アプローチで体罰概念を質す
著者 竹田 敏彦 /編著  
著者カナ タケダ,トシヒコ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2016.12
ページ数 3,184p
大きさ 22cm
一般件名 体罰
内容紹介 学校教育現場の暴力性を教育倫理学的アプローチによって検証。学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を明確にし、体罰論をめぐる教育論と法理論の接点を求め、「体罰概念の混乱」の克服をめざす。
NDC分類(9版) 375.2
ISBN 4-623-07699-4
ISBN13桁 978-4-623-07699-4
定価 ¥3200

目次

序章 なぜ体罰はなくならないのか
  1 はじめに
  2 本書の目的
  3 本書の展開方法
第Ⅰ部 体罰の実態の概観
第1章 日本の体罰の実態
  1.1 大阪市立桜宮高等学校男子生徒の体罰死事件
  1.2 文部科学省による体罰の実態把握
  1.3 文部科学省による運動部活動指導のガイドライン
  1.4 東京都教育委員会による都内公立学校における体罰の実態把握
  <資料1>体罰の実態把握-文部科学省第2次報告<平成25年8月9日>から-
第2章 法概念としての体罰
  2.1 行政解釈
  2.2 学説
第3章 体罰禁止の理念
  3.1 日本型
  3.2 英米型
  3.3 日本型と英米型の比較
第4章 日本の体罰論をめぐる問題点と課題
  4.1 体罰概念の混乱
  4.2 教育論と法理論の接点を求める必要性とその課題
第Ⅱ部 体罰概念の明確化と混乱の克服
第5章 教育倫理学的アプローチの意義と方法
  5.1 教育論と法理論の接点を求める教育倫理学的アプローチの試み
  5.2 教育倫理学的アプローチの目的と方法
  5.3 教育倫理学的アプローチによって期待されること
第6章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅰ
  6.1 教師の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
  6.2 教師を追い詰める加担者の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
第7章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅱ
  7.1 教師の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
  7.2 教師を追い詰める加担者の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
第8章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅲ
  8.1 教師の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
  8.2 教師を追い詰める加担者の立ち位置として捉えられる「教育の倫理的態度」
第9章 教育の倫理的態度の追求と「体罰概念の混乱」の克服
  9.1 教育論と教育の倫理的態度
  9.2 「体罰概念の混乱」の克服
補説 道徳的考察とミュージカル
  <資料2>三原市立第二中学校におけるミュージカル創作の記録
第10章 教育倫理学的アプローチによる体罰概念の構築
  10.1 教育倫理学的アプローチの必要性と妥当性
  10.2 体罰概念の構築
第11章 体罰が容認されない学校に向けて
  11.1 学校現場の体罰リテラシー
  11.2 学校の家庭化
  11.3 学校の社会化
  11.4 専門的教育空間としての学校の再生
結語