丹羽 徹/編 -- ニワ,トオル -- 法律文化社 -- 2016.7 -- 320.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 320.4/ニ016 0115529612 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 子どもと法
書名カナ コドモ ト ホウ
著者 丹羽 徹 /編  
著者カナ ニワ,トオル
出版地 京都
出版者 法律文化社
出版者カナ ホウリツ ブンカシャ
出版年 2016.7
ページ数 5,174p
大きさ 21cm
一般件名 法律 , 児童
内容紹介 「権利主体としての子ども」の位置付けを行い、家庭、学校、社会の各場面で子どもが出会う法の具体的有り様を論じる。さらに、子どもの未来という視点から大人の責任についても考える。
NDC分類(9版) 320.4
ISBN 4-589-03786-2
ISBN13桁 978-4-589-03786-2
定価 ¥2400

目次

序章|子ども期と法
第1部 子どもと法
第1章|子どもの人権と憲法とのかかわりはどうなっているか
  1 人一般の権利としての人権と子ども
  2 日本国憲法と子どもの権利
  3 子どもの政治的権利
第2章|『子どもと法』における「子ども」とは誰なのか
  1 「子ども」ということば
  2 『子どもと法』における「子ども」
  3 各種法令における「子ども」の定義と表記
  4 成年年齢引き下げの動向
  <コラム>口承から楽譜へ?
第3章|外国に連れ去られた子どもはどう扱われるのか
  1 国際結婚と子ども
  2 ハーグ条約とは
  3 日本での返還手続き
  4 ハーグ条約と子どもの権利
第2部 家庭と子ども
第4章|親子関係はいつ,どのように成立するか
  1 実親子関係
  2 養親子関係
  3 親子関係と「子の福祉」
第5章|生殖補助医療で出生した子の法的地位はどうなっているか
  1 はじめに
  2 人工授精
  3 代理懐胎
  4 生殖補助医療と「子の福祉」
第6章|親権の範囲はどこまで及ぶのか
  1 親権とは
  2 離婚と子ども
  3 子どもの虐待
  4 親権と「子の福祉」
第7章|子どもを育てるためにどんな福祉制度が使えるのか
  1 子どもの福祉とは
  2 子どもの福祉の機関・施設・手当
  3 保育と子育て支援
第3部 学校と子ども
第8章|学校は何のためにあるのか
  1 近代公教育とは何か
  2 公教育はなぜ正当化できるのか
  3 日本の公教育制度
第9章|子どもにとって教育が権利であるとはどういう意味なのか
  1 教育を受ける権利とは
  2 教育における権限と自由
第10章|障がい児にとって教育を受ける権利とは何か
  1 障がい者とその処遇の動向
  2 日本における障がい児教育の成立と展開
  3 障がい児教育の現状と課題
第11章|いじめや体罰に遭ったら学校は守ってくれるのか
  1 世界で深刻化するいじめ
  2 時代とともに変わる「いじめ」の定義
  3 いじめ事件をめぐる学校の責任
  4 なくならない「体罰」
  5 「体罰」についての概念
  6 「体罰」と「懲戒」の境界
  7 「体罰のない学校づくり」
  <コラム>子どもの遊ぶ権利
第4部 社会と子ども
第12章|子どもが犯罪をしたら手続きはどうなるのか
  1 非行少年と少年法および児童福祉法
  2 家庭裁判所に至るまでの手続き
  3 家庭裁判所における手続き
  4 保護処分
  5 少年の刑事事件
第13章|少年法はどうあるべきなのか
  1 少年法の改正
  2 少年法の対象年齢の引き下げ
第14章|現代の日本でも「子どもの貧困」はあるのか
  1 「子どもの貧困」という問題
  2 不登校
  3 働く子ども
  4 「子どもの貧困」根絶に向けた課題
第15章|世界の子どもと日本の子どもはどのような状況にあるか
  1 子どもの権利に対する国際的保障
  2 子ども兵(Child Soldier)
  3 児童婚(Child Marriage)と女性器切除(FGM/C:Female Genital Mutilation/Cutting)
  4 日本のなかの世界
第16章 私たちに求められる「未来への責任」とは何なのか
  1 今問われている「未来への責任」
  2 「未来への責任」の思想
  3 「未来への責任」の国際宣言
  4 「未来への責任」と憲法
  5 未来への責任と日本国憲法
  <コラム>「チーム学校」の一員としてのスクールソーシャルワーカーとは