対馬 美千子/著 -- ツシマ,ミチコ -- 法政大学出版局 -- 2016.4 -- 311.234

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 311.2/ツ016 0115354342 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ハンナ・アーレント
書名カナ ハンナ アーレント
副書名 世界との和解のこころみ
著者 対馬 美千子 /著  
著者カナ ツシマ,ミチコ
出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2016.4
ページ数 7,309,7p
大きさ 20cm
内容紹介 20世紀を代表するユダヤ人女性政治思想家アーレント。その公共性の哲学を根底で動かしてきたものとは何か。困難な現実を知性によって理解し、言葉で物語ることを通じて、世界との和解に達しうる精神の可能性を探る。
NDC分類(9版) 311.234
ISBN 4-588-13020-5
ISBN13桁 978-4-588-13020-5
定価 ¥3800

目次

序 世界との和解のこころみ
第Ⅰ部 言語
第1章 言語を信頼する
  1 『ラーエル・ファルンハーゲン』執筆の背景
  2 言語の役割
  3 「自分と世界という難問」
  4 「言葉を信頼するようになる大いなる機会」
  5 伝記作家としてのアーレント
第2章 世界の複数性にもどる
  1 アーレントにとっての「真珠」
  2 メタファーに内在する危険
  3 アーレントのメタファー論とハイデガーの存在論
第Ⅱ部 思考
第3章 空間を創造する
  1 空間を創造する思考
  2 モデルとしてのソクラテス
  3 ソクラテスの思考と哲学的思考
  4 困惑を分かち合うこと
  5 ソクラテスの発見
第4章 過去と未来の間の裂け目で動く
  1 思考の時間的次元
  2 「伝統の断絶」
  3 過去を想起すること
  4 未来を予期すること
第Ⅲ部 構想力
第5章 世界の中で方向を定める
  1 「内なる羅針盤」と共通感覚
  2 「理解する心」と判断力
第6章 感覚の世界から離れる
  1 「盲目の詩人」になること
  2 「普遍的立場」
  3 精神における「運動の自由」
  4 伝達可能性
第Ⅳ部 文学
第7章 世界と和解する
  1 隠された「真理」を示すX線のごとき力
  2 <もはやない>と<まだない>の間
  3 世界の中で安らおうとすること
  4 「無世界性からの脱出路」
  5 「世界における避難所」