小泉 博明/著 -- コイズミ,ヒロアキ -- ミネルヴァ書房 -- 2016.3 -- 911.162

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 911.1/コ016 0115324196 一般図書   在架

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県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 斎藤茂吉悩める精神病医の眼差し
書名カナ サイトウ モキチ ナヤメル セイシンビョウイ ノ マナザシ
シリーズ名 人と文化の探究
著者 小泉 博明 /著  
著者カナ コイズミ,ヒロアキ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2016.3
ページ数 6,362,8p
大きさ 22cm
シリーズ名 人と文化の探究
シリーズ名カナ ヒト ト ブンカ ノ タンキュウ
叢書巻次 12
内容紹介 歌人であり、精神病医でもあった斎藤茂吉。精神病者への差別・排除が常態化していた時代に、懊悩しつつも全力を尽くし、病者へのあたたかな眼差しを送り続けた茂吉の全体像を、短歌、随筆、日記、書簡等を手掛かりに描き出す。
NDC分類(9版) 911.162
ISBN 4-623-07541-6
ISBN13桁 978-4-623-07541-6
定価 ¥6000

目次

序章 病者への眼差し
  1 病者への眼差しとは
  2 日本における精神病と精神病院
第一章 東京帝国大学医科大学時代
  1 東京帝国大学医科大学
  2 呉秀三先生
  3 斎藤紀一と青山脳病院
第二章 巣鴨病院時代
  1 茂吉と巣鴨病院
  2 茂吉と呉秀三
第三章 長崎医学専門学校教授時代
  1 長崎への経緯
  2 石田昇と長崎医学専門学校
  3 茂吉と長崎医学専門学校
  4 スペイン風邪と喀血
第四章 ウィーン大学神経学研究所への留学
  1 ウィーン大学神経学研究所
  2 オーベルシュタイネル先生
  3 麻痺性癡呆者の脳カルテ
第五章 ドイツ精神病学研究所での生活
  1 シュピールマイエル教授
  2 クレペリンとの出会い
  3 ミュンヘンでの生活
  4 欧州遊学と帰国の途
第六章 青山脳病院の再建
  1 焼失後の青山脳病院
  2 青山脳病院の再建へ
  3 青山脳病院院長へ
第七章 青山脳病院院長就任と紀一の死
  1 院長就任
  2 患者の死亡数
  3 患者の逃走
  4 警察からの呼び出し
  5 茂吉と芥川龍之介
  6 紀一の死
第八章 青山脳病院院長としての仕事と病院の現状
  1 院長の仕事
  2 病者の自殺
  3 茂吉の腎臓病と諸問題
  4 青山脳病院の現状
  5 精神的負傷
第九章 青山脳病院院長の診察風景
  1 茂吉の診察風景
  2 病者からの暴行
  3 インシュリン・ショック療法
  4 戦時中の青山脳病院
第十章 戦時下の青山脳病院院長時代
  1 茂吉の疎開準備
  2 青山脳病院の廃院
  3 茂吉の疎開
  4 東京大空襲
第十一章 病気観
  1 茂吉の腸チフス
  2 茂吉のスペイン風邪と喀血
  3 茂吉の腎臓病
第十二章 女性観
  1 ダンスホール事件
  2 ふさ子との邂逅
  3 ふさ子への耽溺
  4 ふさ子との別離
第十三章 作品に見る病者への眼差し
  1 東京府巣鴨病院の病者
  2 長崎医学専門学校の病者
  3 青山脳病院の病者
第十四章 老いの諸相
  1 老いの徴候
  2 老いへの傾斜
  3 老いの現実
  4 茂吉の晩年
終章 病者に寄り添う