荒井 智行/著 -- アライ,トモユキ -- 昭和堂 -- 2016.2 -- 331.2332

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 331.2/ア016 0115322968 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル スコットランド経済学の再生
書名カナ スコットランド ケイザイガク ノ サイセイ
副書名 デュガルド・スチュアートの経済思想
著者 荒井 智行 /著  
著者カナ アライ,トモユキ
出版地 京都
出版者 昭和堂
出版者カナ ショウワドウ
出版年 2016.2
ページ数 10,268p
大きさ 22cm
一般件名 経済思想-歴史 , 啓蒙主義
内容紹介 1800年にスコットランドの地、エディンバラ大学において、政治経済学講義を行ったデュガルド・スチュアートの「政治経済学講義」の構造と特質の検討を通じて、政策論も含めた彼の経済思想を明らかにする。
NDC分類(9版) 331.2332
ISBN 4-8122-1531-9
ISBN13桁 978-4-8122-1531-9
定価 ¥4800

目次

序章 デュガルド・スチュアートと『政治経済学講義』
  第1節 スミス以後のスコットランド経済学
  第2節 スチュアート道徳哲学の影響力
  第3節 『政治経済学講義』とその影響力
  第4節 ハミルトンによる『講義』の編集
  第5節 再評価されるスチュアート
第1章 人間精神の哲学と「政治の科学」
  第1節 人間精神の哲学と政治学との関係
  第2節 推論の適用をめぐって
  第3節 従来の「政治の科学」の誤用
  第4節 近代における「政治の科学」
  第5節 「政治の科学」への展望
第2章 過剰人口論-文明対野蛮の経済学
  第1節 人口増加への関心
  第2節 『学生ノート』における「人口」
  第3節 過剰人口
  第4節 『国富論』におけるスミスの中国論との比較
  第5節 「理論的推測的歴史」
  第6節 公正な経済社会の実現を求めて
第3章 価値尺度論-最低限の生存保障の尺度をめぐって
  第1節 価値尺度論の再構成
  第2節 金,労働,穀物は価値尺度になりうるか
  第3節 賃金は価値尺度になりうるか
  第4節 価値尺度の検討から金融と貧民救済の考察へ
第4章 金融論-地金論争と有効需要の経済学
  第1節 地金論争の展開
  第2節 貨幣数量説批判
  第3節 信用論
  第4節 利子論
  第5節 強制貯蓄論のミルへの影響
第5章 穀物貿易論-商業・世論・文明
  第1節 穀物貿易の自由をめぐって
  第2節 スミス自由貿易論の継承とマルサス
  第3節 穀物貿易の政治論-ヤング,スミス,ネッケル
  第4節 世論の啓蒙と啓蒙社会の構想-ヒューム,スミス,ゲンツ
  第5節 政治経済学と文明社会
第6章 貧民救済論-貧困政策と生活改善・自立と希望の経済思想
  第1節 深刻化する貧困問題
  第2節 貧困対策の柱としての穀物倉庫の設置
  第3節 貧困問題の変容
  第4節 その他の貧困対策
  第5節 スミスの救貧思想を越えて
第7章 教育政策論-機会の拡大,知的改善,動機づけの政治経済学
  第1節 経済学における教育の重要性
  第2節 下層階級の教育
  第3節 文芸教育の重視
  第4節 「動機づけ」と「徳の権威」
  第5節 スミスの教育論を越えて
終章 社会改革の経済思想
  第1節 総括にあたって
  第2節 社会の改良・変革を意図した政治経済学
  第3節 政治経済学の目的-社会の幸福と改善を求めて
  第4節 経済と倫理との関係をめぐって