板谷 徹/著 -- イタヤ,トオル -- 岩田書院 -- 2015.12 -- 769.199

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 769.1/イ015 0115320673 一般図書   在架
奄美一般 書庫2層 K76/イ015 0230308132 郷土資料 貸出禁止 在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 0

資料詳細

タイトル 近世琉球の王府芸能と唐・大和
書名カナ キンセイ リュウキュウ ノ オウフ ゲイノウ ト トウ ヤマト
著者 板谷 徹 /著  
著者カナ イタヤ,トオル
出版地 東京
出版者 岩田書院
出版者カナ イワタ ショイン
出版年 2015.12
ページ数 391p
大きさ 22cm
一般件名 琉球舞踊-歴史 , 日本-対外関係-中国-歴史
内容紹介 近世琉球の王府に行われた芸能である御冠船踊りが唐(中国)・大和(日本)との外交関係のなかで果たした役割について考察。御冠船踊りの相貌、唐・大和の御取合と若衆の役割、琉球に伝承された中国演劇などを論じる。
NDC分類(9版) 769.199
ISBN 4-86602-940-5
ISBN13桁 978-4-86602-940-5
定価 ¥9900

目次

御冠船踊りまたは王府芸能への視角
  一 御冠船踊りまたは王府芸能という概念
  二 王府芸能と士族
  三 唐の御取持
  四 大和の御取持
  おわりに
Ⅰ 御冠船踊りの相貌
1 御冠船踊りの相貌
  はじめに
  一 御冠船踊りを担う人
  二 御冠船踊りの行われる場
  おわりに
2 親雲上(ぺーちん)の鬚
  一 芸能をする親雲上たち
  二 女踊りを踊る年齢
  おわりに
Ⅱ 唐・大和の御取合と若衆の役割
3 唐・大和の御取合と若衆
  一 夷童から躍童子へ
  二 躍童子と若衆踊り
  三 楽童子と奏楽の儀
  四 徳川家光と楽童子
  五 琉球における若衆
4 楽童子の成立
  第一 島津氏と琉球の御座楽
  一 紋船使の先例
  二 寛永三年の禁裏奏楽
  三 寛永七年の薩摩藩邸御成
  四 寛永二一年の江戸立へ
  第二 江戸立における楽童子の成立
  一 寛永から宝永へ
  二 楽童子という呼称
  三 御目見上国における楽童子
Ⅲ 冊封使の観た御冠船踊り
5 御冠船踊りを観る冊封使
  一 七宴または諸宴の成立
  二 御礼式の次第
  三 舞台と故事集
  四 冊封使の観た組踊り
  五 もうひとつの御冠船踊り
  おわりに
6 故事としての御冠船踊り
  一 伝存する故事集の解題
  二 組踊りと故事
  三 拝賀故事としての「長者の大主」
  四 若衆による端踊りの集団性
  五 天孫氏に率いられる「入子躍」
  六 冠船に謡われるおもろ
  おわりに
Ⅳ 王子使者の御膳進上と薩摩藩主
7 近世琉球における王子使者と御膳進上
  一 王子使者の立場
  二 御膳進上の生成と島津家
  三 王子使者の「使者流」
  四 御膳進上の縮小と解体
  おわりに
8 近世琉球の対薩摩関係における芸能の役割
  一 上国使者と御膳進上
  二 御膳進上に伴う芸能
  三 王子方と在番方の芸能
  四 島津家の芸能所望
  おわりに
Ⅴ 琉球に伝承された中国演劇
9 唐躍について
  一 唐躍の伝来と伝承
  二 唐躍の上演機会
  三 唐躍の準備
  四 唐躍の演目
  おわりに
10 唐躍台本『琉球劇文和解』の成立と島津重豪
  一 『琉球劇文和解』の書誌と諸本
  二 「戯文和解」の資料
  三 唐躍の台本と戯本
  四 島津重豪と琉球使節の芸能
  五 『琉球劇文和解』の成立機会
  六 寛政八年の島津重豪と唐躍台本
  七 『琉球劇文和解』の和訳台本