富樫 耕介/著 -- トガシ,コウスケ -- 明石書店 -- 2015.12 -- 229.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 229.8/ト015 0115311581 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル チェチェン
書名カナ チェチェン
副書名 平和定着の挫折と紛争再発の複合的メカニズム
著者 富樫 耕介 /著  
著者カナ トガシ,コウスケ
出版地 東京
出版者 明石書店
出版者カナ アカシ ショテン
出版年 2015.12
ページ数 454p
大きさ 22cm
一般件名 チェチェン-歴史 , 民族問題-ロシア
内容紹介 チェチェンではなぜ和平が定着せず、紛争の回避が困難となる状況が形成されたのか。チェチェン紛争の「二重の対立構造」に焦点を当て、紛争再発のメカニズムを提示することで、紛争が持つダイナミズムを明らかにする。
NDC分類(9版) 229.8
ISBN 4-7503-4286-3
ISBN13桁 978-4-7503-4286-3
定価 ¥7000

目次

序章
  1.問題意識
  2.本書の目的
  3.チェチェン問題を取り巻く研究とその課題
  4.本書の研究対象時期とその意義
  5.先行研究の整理と課題
  6.本書のアプローチ
  7.資料
  8.研究方法と本書の構成
第1章 比較と理論の中のチェチェン紛争
  第1節 本書の分析枠組み
  第2節 紛争の発生とその特徴
  第3節 紛争移行過程の問題:平和定着と紛争再発のメカニズム
  第4節 紛争後の平和構築をめぐる問題:「未承認国家」
  第5節 ソ連邦・ロシア連邦におけるチェチェン
第2章 第一次チェチェン紛争とその後の課題
  第1節 第一次チェチェン紛争までの経緯
  第2節 第一次紛争の進展と紛争終結
  第3節 マスハドフ政権誕生後のチェチェンにおける戦後課題
第3章 マスハドフ政権の平和定着の試みと挫折(1997-99)
  第1節 マスハドフという指導者とその評価
  第2節 対露政策
  第3節 国内政策
  第4節 地域政策
  第5節 「外交」政策
第4章 平和定着の失敗の多角的検討
  第1節 紛争研究の視座から
  第2節 対露交渉の視座から
  第3節 国内環境の視座から
  第4節 地域環境の視座から:ダゲスタン問題とのリンケージ
  第5節 平和定着の失敗と紛争要因の考察
終章
  1.結論:「二重の対立構造」下の「複合的なディレンマ」と「状況悪化のスパイラル」
  2.チェチェン研究における本書の意義
  3.その後のチェチェン問題と本研究の含意
  4.紛争研究・平和構築研究における本研究の含意
  5.今後の課題