元木 靖/著 -- モトキ,ヤスシ -- 海青社 -- 2015.8 -- 625.71

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A6層 625.7/モ015 0115271306 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル クリと日本文明
書名カナ クリ ト ニホン ブンメイ
著者 元木 靖 /著  
著者カナ モトキ,ヤスシ
出版地 大津
出版者 海青社
出版者カナ カイセイシャ
出版年 2015.8
ページ数 235p
大きさ 22cm
一般件名 くり(栗)
内容紹介 日本列島に自生し古代から今日まで、日本人の生活と深いかかわりをもってきた植物、クリ。文明史と地理学の観点を組み合わせてクリをめぐる事象を整理し、日本における人とクリとのかかわりを系統的・総合的に解明する。
NDC分類(9版) 625.71
ISBN 4-86099-301-6
ISBN13桁 978-4-86099-301-6
定価 ¥3500

目次

序章 文明化と「日本人と植物」
  一 文明の語りかた
  二 日本のこころと植物
  三 なぜ、「クリ」を取り上げるのか?
  四 本書の目的と構成
Ⅰ部 クリと日本文明-通史的展望-
第一章 日本文明の史的枠組みに関する諸説
  一 生態学の視点からの文明史
  二 風土論からの文明史
  三 人口波動を基礎においた文明史
  四 都市発達の視角からの文明史
  五 むすび
第二章 歴史におけるクリと人間のかかわり合い
  一 稲作以前
  二 稲作の定着以降
  三 藩政時代
  四 近代化の時代
  五 経済成長の時代
  六 国際化の時代
  七 むすび
Ⅱ部 日本の近代化一〇〇年-クリの産業風土形成-
第三章 クリ産業風土形成(Ⅰ)-東京大都市圏下・茨城県の事例-
  一 クリ栽培の発展過程
  二 クリ栽培の分布と地域区分
  三 クリ栽培の地域的性格の分析
  四 クリ栽培の今日的課題
  五 むすび
第四章 クリの産業風土形成(Ⅱ)-西南日本遠隔地・熊本県の事例-
  一 クリ栽培の発展過程
  二 内陸部に展開したクリ栽培
  三 クリ栽培地の立地景観の分析
  四 クリ栽培発展の経営的および地域的意義
  五 むすび
Ⅲ部 グローバル経済下の三〇年-クリ生産の技術革新とクリ菓子産業-
第五章 営農環境の制約とクリ栽培における技術革新の展開
  一 農業転換の時代
  二 クリ生産地域の再編成と地域分化
  三 クリ栽培方式の革新
  四 主要クリ生産地域の低樹高栽培
  五 むすび
第六章 日本の菓子文化とクリ菓子産業の発展
  一 菓子に注目する現代的意義
  二 菓子文化とは何か-食糧と菓子の未分化-
  三 クリ菓子産業に特化した二地域
  四 クリ菓子産業の展開事例
  五 クリ菓子産業の立地要因
  六 むすび
Ⅳ部 世界のクリ生産の動向と社会経済的背景-日本の位置づけ-
第七章 植物分類学上のクリの位置と世界の生産動向
  一 植物分類学上のクリの位置と地理的分布
  二 最近五十年間の世界のクリ生産
  三 むすび
第八章 クリ生産の社会経済的背景-温帯ユーラシアの東西比較-
  一 温帯ユーラシア西部(西ヨーロッパ)の場合
  二 温帯ユーラシア東部(東アジア)の場合
  三 むすび
終章
  一 要約
  二 クリからみた日本-今日の課題