小松 寛/著 -- コマツ,ヒロシ -- 早稲田大学出版部 -- 2015.5 -- 219.9

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 219.9/コ015 0115261125 一般図書   在架
奄美一般 郷土資料コーナー K27.7/コ015 0230252058 郷土資料   在架
奄美一般 書庫2層 K27.7/コ015 0230254963 郷土資料 貸出禁止 在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 2 0 1

資料詳細

タイトル 日本復帰と反復帰
書名カナ ニホン フッキ ト ハンフッキ
副書名 戦後沖縄ナショナリズムの展開
シリーズ名 早稲田大学学術叢書
著者 小松 寛 /著  
著者カナ コマツ,ヒロシ
出版地 東京
出版者 早稲田大学出版部
出版者カナ ワセダ ダイガク シュッパンブ
出版年 2015.5
ページ数 6,338p
大きさ 22cm
シリーズ名 早稲田大学学術叢書
シリーズ名カナ ワセダ ダイガク ガクジュツ ソウショ
叢書巻次 43
一般件名 沖縄問題
内容紹介 戦後沖縄の帰属論争を「日本復帰」と「反復帰」との対立構造と捉え、その対立の構造を分析。それぞれの主張を詳らかにし、検討することをもって、国家と民族との関係性について、ひとつの考察を加える。
NDC分類(9版) 219.9
ISBN 4-657-15707-2
ISBN13桁 978-4-657-15707-2
定価 ¥6900

目次

序章 戦後沖縄の帰属論争とは何か
  はじめに
  1 戦後沖縄史における日本復帰、国際政治学における沖縄返還
  2 分析枠組み、資料および本書の構成
  3 ナショナリズム研究におけるネイションの展望と規範性
第Ⅰ部 日本復帰
第1章 屋良朝苗の日本復帰運動の原点-1953年の全国行脚-
  はじめに
  1 屋良朝苗の足跡
  2 沖縄戦災校舎復興募金運動の背景と概要
  3 復帰の論理
  4 屋良による沖縄および日本への認識
  5 屋良の民族認識
  おわりに
第2章 日本復帰の論理-民族・平和・国家・天皇-
  はじめに
  1 民族と平和
  2 復帰と米軍基地をめぐる議論
  3 国家の責任-「母乳論」
  4 天皇への思慕
  おわりに
第3章 「本土並み」復帰をめぐる日本-沖縄間の交渉過程
  はじめに
  1 下田発言と2.4ゼネスト(第1回〜第4回会談)
  2 「本土並み」をめぐる議論(第5回〜第6回)
  3 佐藤訪米前後(第7回〜第8回会談)
  おわりに
第4章 1970年前後における琉球政府による尖閣諸島問題への対応
  はじめに
  1 尖閣諸島調査と管理
  2 尖閣諸島領有権の国際問題化
  おわりに
第Ⅱ部 反復帰
第5章 反復帰論の淵源-1950年代の『琉大文学』を中心に-
  はじめに
  1 反復帰論の概要
  2 沖縄民族意識の目覚め
  3 沖縄における日本の文学論争の受容
  4 先輩世代に対する抵抗心
  おわりに
第6章 反復帰論の構造と特質
  はじめに
  1 反復帰論にとっての日本復帰
  2 反復帰論者が想像する沖縄
  3 反復帰論者にとっての抵抗対象
  おわりに
第7章 反復帰論における日本側知識人の影響-ヤポネシアとアナキズム-
  はじめに
  1 ヤポネシア論とは
  2 反復帰論へのヤポネシア論の影響
  3 反復帰論とアナキズム
  おわりに-ヤポネシア論とアジア、反復帰論とアジア
第8章 反復帰論と沖縄独立論
  はじめに
  1 復帰前夜の沖縄独立論
  2 復帰体制下の反復帰論
  3 1990年代における独立論の再興
  おわりに-終わらない沖縄独立論争
終章 日本と沖縄,国家と民族
  1 屋良朝苗と新川明の対話
  2 結論
  3 今後の課題