田中 聡/著 -- タナカ,サトシ -- 塙書房 -- 2015.3 -- 210.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.3/タ015 0115257438 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本古代の自他認識
書名カナ ニホン コダイ ノ ジタ ニンシキ
著者 田中 聡 /著  
著者カナ タナカ,サトシ
出版地 東京
出版者 塙書房
出版者カナ ハナワ ショボウ
出版年 2015.3
ページ数 5,419,19p
大きさ 22cm
一般件名 蝦夷(民族) , 隼人
内容紹介 夷狄とみなされた人々・地域社会の実態を個別に分析し、それによって「夷狄」概念の内容を再考するという方法をとることで、日本古代の自他認識の一端を解明する。
NDC分類(9版) 210.3
ISBN 4-8273-1273-7
ISBN13桁 978-4-8273-1273-7
定価 ¥10000

目次

序論 日本古代の夷狄研究
第Ⅰ部 「夷人」的関係から「夷狄」身分へ
第1章 夷人論
  はじめに 日本古代における夷狄
  第1節 夷人観念の形成
  第2節 「夷人」観念と地域社会
  おわりに 「夷人」的関係と古代の自他認識
第2章 隼人・熊襲観念の形成と受容
  はじめに
  第1節 隼人・熊襲像に関する先行研究
  第2節 「倭王武の上表文」の毛人・衆夷
  第3節 阿多隼人と海幸山幸神話
  おわりに
第3章 隼人・南島と律令国家
  はじめに
  第1節 「夷邪久」と「掖玖」
  第2節 南島への国制施行と薩摩
  第3節 南島覓国使剽劫事件の意義
  おわりに
第4章 古代の南方世界
  はじめに
  第1節 『隋書』の「流求国」について
  第2節 「流求国」の社会構造と歴史的意義
  おわりに
第Ⅱ部 「夷狄」観念の変容
第5章 日本古代「夷狄」通史
  第1節 夷狄研究の三つの枠組み
  第2節 毛人・隼人・流求人の登場
  第3節 「夷狄」身分の創出
  第4節 民と夷の境界
第6章 民夷を論ぜず
  はじめに
  第1節 「民夷」併記史料群における「夷」
  第2節 蝦夷支配の実質
  おわりに
第7章 元慶戦争の歴史的意義
  はじめに
  第1節 研究史と分析視角
  第2節 経過の復元
  第3節 歴史的意義
  おわりに
第8章 九・一〇世紀の東北アジア情勢と蝦夷社会の変容
  はじめに
  第1節 隋末・唐初期の東北アジア情勢
  第2節 九世紀の北方交易ルート
  第3節 蝦夷と兀惹部の関係
  おわりに
結論 古代自他認識論の新たな視座
補論Ⅰ 佐渡島をめぐる古伝承
  はじめに
  第1節 『日本書紀』欽明天皇五年一二月条の性格
  第2節 地名比定をめぐる諸説
  第3節 倭人・粛慎人の住域
  おわりに 「禹武」と「羽茂」の関係
補論Ⅱ 夷狄論の過去と現在
  第1節 日本古代史研究の空間認識
  第2節 三つの枠組み
  第3節 小括と課題