川前 あゆみ/著 -- カワマエ,アユミ -- 学事出版 -- 2015.3 -- 373.7

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 373.7/カ015 0115192262 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 教員養成におけるへき地教育プログラムの研究
書名カナ キョウイン ヨウセイ ニ オケル ヘキチ キョウイク プログラム ノ ケンキュウ
著者 川前 あゆみ /著  
著者カナ カワマエ,アユミ
出版地 東京
出版者 学事出版
出版者カナ ガクジ シュッパン
出版年 2015.3
ページ数 277p
大きさ 22cm
一般件名 教員養成 , へき地教育
内容紹介 北海道教育大学が全学を挙げて取り組んでいるへき地教育プログラムの体系化の試みに関して、教師教育学研究の立場から、往還型へき地教育プログラムの意義と教育効果、およびその発展課題を、研究対象として分析する。
NDC分類(9版) 373.7
ISBN 4-7619-2110-1
ISBN13桁 978-4-7619-2110-1
定価 ¥3000

目次

序章 教員養成段階における往還型へき地教育プログラムと教育実践力育成に向けた課題
  第1節 教員養成大学の役割と大学教育の課題
  第2節 教師教育の先行研究と往還型教育実践の課題
  第3節 へき地教師教育の先行研究と往還型へき地教育プログラムの課題
  第4節 へき地教育実践力形成における4年間の段階的発展と質的・量的分析
  第5節 本論文の全体構造と構成
第Ⅰ部 へき地における新卒・若手教師の現状と往還型へき地教育プログラム
第1章 へき地小規模校を取り巻く現状と新卒・若手教師育成の課題
  第1節 北海道のへき地の現状とへき地教育の担い手の課題
  第2節 北海道の都市・農村の二極化構造とへき地小規模校
  第3節 学校統廃合問題と地域教育の担い手としての教師教育の課題
  第4節 学校統廃合によるバス通学の拡大と教師の教育活動に与える影響
  第5節 へき地小規模校の若手教師の流出による学校運営の課題
  第6節 へき地の教師の定着率の向上と若手教師育成の課題
  第7節 へき地小規模校の教師の担い手育成の課題
第2章 へき地教育プログラムの体系化と<理論と実践>の往還構造
  第1節 課題と方法
  第2節 へき地理解教育とへき地教育実習の必要性
  第3節 北海道教育大学釧路校へき地教育プログラムの構造化の<理論と実践>の仮説
  第4節 北海道教育大学釧路校におけるへき地教育講義体系化の取り組みと特徴
  第5節 へき地小規模校の短期感動体験としての「新入生研修」の実践方法と教育効果
  第6節 へき地地域に根ざす学校・地域行事への参加と地域住民との交流体験
  第7節 短期から長期的なへき地教育実習の段階的導入と実習の在り方
  第8節 小括と今後の課題
第Ⅱ部 初年次教育におけるへき地教育の理論と実践の往還型学修活動の特徴と教育効果
第3章 初年次におけるへき地教育の理論学習と問題意識の形成-アクティブ・ラーニングの授業を通じたパラダイム転換-
  第1節 へき地意識のパラダイム転換の課題と方法
  第2節 授業内における学生のマイナスイメージの転換方法
  第3節 転換されたプラスイメージの選択と評価傾向
  第4節 へき地地域の生活面・暮らしのイメージ転換と学生のへき地認識
  第5節 へき地地域の子ども・地域の人間関係のイメージ転換と学生のへき地意識
  第6節 へき地小規模校の指導のイメージ転換と学生のへき地認識
  第7節 へき地小規模校の教育職務のイメージ転換と学生のへき地認識
  第8節 小括
第4章 初年次におけるへき地教育の実地研修と実践意識の形成-へき地の体験活動を通じた動機づけ-
  第1節 課題と方法
  第2節 受け入れ校の一般的研修プログラムとふれあい体験の特徴
  第3節 新入生研修における事前・事後研修と体験活動の補完
  第4節 研修事後選択式アンケート結果と学生の意識変化
  第5節 自由記述式アンケート結果と学生の意識
  第6節 小括-「未知の学校体験」を中心にした新入生研修の意義-
第5章 初年次におけるへき地教育の研修課題と学び続ける教師の意識形成-アクティブ・ラーニングによる研修継続の動機づけ
  第1節 課題と方法
  第2節 若手教師の力量形成と定着の構成要素
  第3節 学生自由記述から見た若手教師の指導力量向上の施策と課題
  第4節 学生自由記述から見た教職員の人間関係づくりと居心地の良い学校づくり
  第5節 学生自由記述から見た若手教師が地域に溶け込む条件
  第6節 学生時代におけるへき地理解の促進の有効な方法とへき地教育プログラムの課題
  第7節 小括
第Ⅲ部 実践力発展期におけるへき地教育実践力育成の学修活動の特徴と教育効果
第6章 実践力発展期におけるへき地教育実習と専門的実践力の育成
  第1節 へき地教育実習分析の課題と方法
  第2節 へき地教育実習の特性と市街地教育実習の比較の観点
  第3節 選択式統計項目から見たへき地教育実習生の学びの全体的特徴
  第4節 プロセスレコード分析による複式学習指導の特性認識と単式授業との比較
  第5節 プロセスレコード分析による少人数学習指導・授業計画の特性認識と大人数学習との比較
  第6節 プロセスレコード分析による少人数学級経営・少人数生活指導等の特性認識と集団関係づくりの比較
  第7節 プロセスレコード分析によるへき地小規模校の地域連携の特性認識と学校・家庭・地域の教育力
  第8節 プロセスレコード分析によるへき地小規模校の学校運営の特性認識と教師の協働的人間関係
  第9節 小括-主免教育実習後の実践力発展期におけるへき地教育実習の成果と専門的実践力の育成
第7章 実践力発展期におけるへき地教育プログラムの総括的評価とへき地意識の転換-理論と実践の往還に関する評価
  第1節 課題と方法-へき地教育プログラムの総括的評価の課題と方法
  第2節 へき地教育へのイメージ変化とアクティブ・ラーニングの効果
  第3節 初年次のアクティブ・ラーニングにおける理論と実践の総括的評価
  第4節 実践力発展期のアクティブ・ラーニングにおける理諭と実践の総括的評価
  第5節 小括-理論と実践の往還としての総括的評価
第8章 実践力発展期におけるへき地教育プログラムのナラティブ評価とへき地意識の転換
  第1節 本研究の課題と方法-検証確認としてのナラティブ分析
  第2節 漠然としたへき地教育への関心と道東の釧路校への入学動機
  第3節 へき地小規模校訪問新入生研修とへき地教育論講義との統一的な認識と教育効果
  第4節 市街地教育実習後のへき地教育実習の意識変化と教育効果
  第5節 へき地の生活経験とへき地地域との関係による教育効果
  第6節 へき地教育プログラムとへき地赴任への自信
  第7節 小括
終章 教員養成段階における往還型へき地教育プログラムと教育実践力の育成
  第1節 本研究全体の課題設定と方法の特徴
  第2節 往還型へき地教育プログラムの成果とへき地意識の形成
  第3節 本研究の到達点を踏まえた今後の課題