山下 克明/著 -- ヤマシタ,カツアキ -- 思文閣出版 -- 2015.1 -- 148.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 148.4/ヤ015 0115196420 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 平安時代陰陽道史研究
書名カナ ヘイアン ジダイ オンヨウドウシ ケンキュウ
著者 山下 克明 /著  
著者カナ ヤマシタ,カツアキ
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2015.1
ページ数 8,427,23p
大きさ 22cm
一般件名 陰陽五行説 , 日本-歴史-平安時代
内容紹介 陰陽道の成立・展開期である平安時代を中心に、宗教としての陰陽道のあり方、陰陽師たちの活動の実態とその浸透などを明らかにする。陰陽道関連史料の伝存状況や、陰陽師が残した日記「承久三年具注暦」の翻刻も収める。
NDC分類(9版) 148.4
ISBN 4-7842-1780-9
ISBN13桁 978-4-7842-1780-9
定価 ¥8500

目次

序章 陰陽道の特質と関係典籍
  一 陰陽師の機能
  二 陰陽寮の職務と陰陽道の成立
  三 陰陽道の宗教的性格
  四 陰陽道の基本的文献
第一部 陰陽道の成立とその展開
第一章 陰陽道の成立と儒教的理念の衰退
  はじめに
  一 陰陽師の職務
  二 陰陽道の成立と怪異
  三 文章博士たちの分裂
  おわりに
第二章 陰陽道の宗教的特質
  はじめに
  一 陰陽道祭祀の特質
  二 陰陽師の性格
  おわりに
第三章 陰陽道信仰の諸相
  はじめに
  一 貴族官人社会における陰陽道祭祀の浸透
  二 都市民と陰陽師、大将軍信仰
  三 陰陽師たちの信仰
  おわりに
第四章 密教修法と陰陽道
  はじめに
  一 密教星宿法の成立
  二 尊星王法と園城寺
  三 院政と密教修法
  おわりに
第五章 院政期の大将軍信仰と大将軍堂
  はじめに
  一 摂関貴族と大将軍信仰
  二 『東山往来』にみる大将軍信仰
  三 大将軍神像と大将軍堂
  おわりに
第二部 安倍晴明と天文家安倍氏
第一章 安倍晴明の邸宅とその伝領
  はじめに
  一 晴明の邸宅に関する諸説
  二 長承元年の晴明領地争論
  三 晴明邸宅地の推定
  四 泰親と土御門の地
  おわりに
第二章 安倍晴明の「土御門の家」と晴明伝承
  はじめに
  一 陰陽師晴明の評価
  二 晴明の「土御門の家」
  三 「土御門の家」の継承者
  四 もう一つの晴明伝承
第三章 天文道と天文家安倍氏
  はじめに
  一 天文道の職掌
  二 天文異変の基準「犯」と観測方法
  三 天文家安倍氏の記録と家書
  四 観測技能・精度の問題
  おわりに
第三部 陰陽道と文献史料
第一章 陰陽道関連史料の伝存状況
  はじめに
  一 陰陽寮のテキストと滋岳川人の著作
  二 日時・方角関係
  三 五行説・占術関係
  四 祭祀関係
  五 暦道関係
  六 天文道関係
  七 日記・文書・系図
  八 賀茂・安倍両氏が伝え、失った史料
第二章 『承久三年具注暦』の考察
  はじめに
  一 諸本について
  二 天理本の日次記について
  おわりに
  付 『承久三年具注暦』日次記の翻刻
第三章 『大唐陰陽書』の考察
  はじめに
  一 『大唐陰陽書』の伝来
  二 暦注と『大唐陰陽書』
  三 諸本とその伝来
  四 延慶元年の中間朔旦冬至
  おわりに
第四章 宣明暦について
  はじめに
  一 日本の伝本について
  二 伝本の性格
  三 伝本と暦家賀茂氏
  おわりに
付論 平安時代初期の政治課題と漢籍
  はじめに
  一 大学寮と紀伝道の形成
  二 平安初期の政治と漢籍の引用
  三 嵯峨「藩邸の旧臣」と読書
  おわりに