鈴木 広光/著 -- スズキ,ヒロミツ -- 名古屋大学出版会 -- 2015.2 -- 749.41

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 749.4/ス015 0115236499 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本語活字印刷史
書名カナ ニホンゴ カツジ インサツシ
著者 鈴木 広光 /著  
著者カナ スズキ,ヒロミツ
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2015.2
ページ数 6,330,16p
大きさ 22cm
一般件名 活字-歴史 , 印刷-歴史
内容紹介 漢字と仮名による多様な書字活動は、いかにして活字化されたのか。技術のみならず文字の性質や書記様式・言語生活等に注目し、嵯峨本など古活字版から、近代日本の活字組版まで、グローバルな視野で描きだす。
NDC分類(9版) 749.41
ISBN 4-8158-0795-5
ISBN13桁 978-4-8158-0795-5
定価 ¥5800

目次

序章 活字の論理
  一 アコスタの世界認識の方法
  二 印刷出版による階層化
  三 REDUCIRの論理
  四 木版印刷という選択
  五 日本イエズス会版の位置
  六 朝鮮の鋳造活字
  七 本書の構成
第Ⅰ部 古活字版のタイポグラフィ
第1章 嵯峨本『伊勢物語』の活字と組版
  一 資料と分析方法
  二 仮想組版の試み
  三 木活字について
  四 慶長一三年初刊本の異版問題と部分異植字
  五 慶長一三年再刊本の活字と組版
  六 異版の制作方針
  七 まとめ
第2章 古活字版の仮名書体
  一 仮名を活字に載せるということ
  二 キリシタン版と古活字版の連続活字
  三 漢字仮名交り文古活字版の活字規格と組版
  四 嵯峨本『伊勢物語』のタイポグラフィ
  五 変容する印刷書体
第Ⅱ部 漢字鋳造活字の開発
第3章 ヨーロッパ東洋学・聖書翻訳と漢字活字の開発
  一 『廻国奇観』の木活字
  二 活字の<政治>性
  三 フランス王立印刷所の木活字
  四 レミュザの『漢文啓蒙』
  五 セランポール・トリオと聖書印刷
  六 イギリス東インド会社所有の彫刻活字
  七 マラッカ英華書院の彫刻活字
  八 イギリスにおける漢字活字制作の先駆
第4章 中国プロテスタント伝道印刷所の漢字活字
  一 ダイアの試み
  二 分合活字の開発と中国プロテスタント伝道印刷所への導入
  三 上海墨海書館と香港英華書院の活字書体
  四 もうひとつの分合活字
  五 漢字統計調査の意味
  六 明朝体と活版印刷術
第Ⅲ部 近代日本における印刷表現様式の成立
第5章 開化の軋み
  一 川崎道民の選択
  二 書体の意味論
  三 仮名書体が表象するもの
  四 字間が表現するもの
第6章 テクストを分節するもの
  一 テクストの分節と階層化
  二 息継ぎと句読点
  三 出版と句読点
  四 使い分けられる句読点
  五 組版と句読点
  六 句読点による意味解釈の統御