溝口 優樹/著 -- ミゾグチ,ユウキ -- 吉川弘文館 -- 2015.2 -- 210.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.3/ミ015 0115175127 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本古代の地域と社会統合
書名カナ ニホン コダイ ノ チイキ ト シャカイ トウゴウ
著者 溝口 優樹 /著  
著者カナ ミゾグチ,ユウキ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2015.2
ページ数 6,271,9p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-古代 , 陶邑古窯址群 , 土塔
内容紹介 日本の古代社会はいかに統合していたのか。大阪府南部の陶邑古窯跡群における須恵器生産や関連氏族、大野寺土塔出土の文字瓦や行基集団の活動などを対象に、古代国家形成史を地域と社会統合という視点を通して考察する。
NDC分類(9版) 210.3
ISBN 4-642-04618-3
ISBN13桁 978-4-642-04618-3
定価 ¥11000

目次

序章 本書の視角と構成
  一 本書の視角
  二 本書の構成
第一部 律令制導入前の社会統合
第一章 氏族分布からみた初期陶邑古窯跡群
  はじめに
  一 初期の「陶邑」と「紀伊集団」「葛城集団」
  二 「紀伊集団」「葛城集団」と渡来人
  おわりに
第二章 「神人」と陶邑古窯跡群
  はじめに
  一 ミワ系氏族の性格
  二 「茅渟県陶邑」と「神人」
  おわりに
第三章 ミワ系氏族と須恵器生産の再編
  はじめに
  一 須恵器生産の再編
  二 「陶邑」とミヤケ
  三 三輪君と地域間交流
  おわりに
第四章 人制・部制と地域社会
  はじめに
  一 人制の構造
  二 部制の構造
  三 「部民」の編成と伴造
  おわりに
第二部 律令制導入後の社会統合
第一章 大野寺土塔の文字瓦にみる知識
  はじめに
  一 土塔と文字瓦の概要
  二 知識の参加形態
  三 人名瓦記名者の姓と階層
  四 人名瓦の比較検討
  五 大野寺の「大檀越」
  おわりに
第二章 大野寺土塔出土の「司解」銘瓦
  はじめに
  一 「司解」銘瓦の概要
  二 解を記した瓦・塼の類例
  三 土塔出土「司解」銘瓦の史料的性格
  四 想定し得る官司
  五 郡司と土塔の知識
  おわりに
第三章 大野寺土塔の知識と古代地域社会
  はじめに
  一 土塔の知識の構造
  二 土塔の知識の紐帯
  おわりに
第四章 行基集団の構造とその原動力
  はじめに
  一 行基集団の構成と参加形態
  二 行基集団による社会・土木事業の理由
  おわりに
終章 本書の総括と展望