関 周一/著 -- セキ,シュウイチ -- 吉川弘文館 -- 2015.1 -- 210.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.4/セ015 0115264277 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世の唐物と伝来技術
書名カナ チュウセイ ノ カラモノ ト デンライ ギジュツ
著者 関 周一 /著  
著者カナ セキ,シュウイチ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2015.1
ページ数 6,248,7p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-中世 , 日本-対外関係-朝鮮-歴史 , 日本-対外関係-中国-歴史 , 貿易品
内容紹介 中世日本の支配者層から強く求められた唐物。商人の役割、輸入から消費までの経過等を考察。さらに、種子島への鉄砲生産技術の伝来過程を解明し、鉄砲・水車や造船などの生産技術がどのように朝鮮や中国に伝播したのかを示す。
NDC分類(9版) 210.4
ISBN 4-642-02923-0
ISBN13桁 978-4-642-02923-0
定価 ¥9000

目次

序章
  一 近年の対外関係史研究の状況
  二 本書の課題と方法
  三 唐物
第一章 唐物の流通と消費
  はじめに
  一 古代における唐物
  二 中世における唐物の輸入
  三 京都における唐物の消費
  四 島津氏・大内氏による唐物贈与
  五 「御物」の成立とその意義
  六 博多・鎌倉における唐物
  おわりに
第二章 香料の道と日本・朝鮮・琉球
  はじめに
  一 日本の香料輸入ルートの変遷
  二 搭載植物からみた新安沈没船
  三 第二期の香料輸入ルートと琉球
  四 琉球の香料貿易
  五 香料消費の変遷
  六 朝鮮の香料輸入とその消費
  おわりに
第三章 大蔵経・貨幣と日本国王使
  はじめに
  一 足利義持期の日本国王使
  二 足利義教・義勝期の日本国王使
  三 足利義政期の日本国王使
  四 朝鮮貨幣を求めた日本国王使
  おわりに
第四章 鉄砲の生産技術の伝来
  はじめに
  一 東南アジアへの鉄砲伝来
  二 鉄砲伝来に関する文献史料(一)
  三 鉄砲伝来に関する文献史料(二)
  四 鉄砲の初伝をめぐる考察
  五 鉄砲製造技術の伝播とその背景
  六 倭乱以前の明・朝鮮王朝と鉄砲
  七 壬申・丁酉倭乱における鉄砲の受容
  おわりに
第五章 朝鮮王朝に伝えられた日本の技術
  はじめに
  一 朝鮮王朝による日本の技術の導入
  二 境界の交流と、技術の伝播の条件
  おわりに
第六章 中世後期における唐人をめぐる意識
  はじめに
  一 「唐人」の語義の変遷
  二 応永の外寇と「唐人」をめぐる情報
  三 明使に対する幕府の対応
  おわりに
終章
  一 本書の要約
  二 今後の課題