宮島 喬/著 -- ミヤジマ,タカシ -- 東京大学出版会 -- 2014.9 -- 371.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 2階閲覧室 371.5/ミ014 0211526728 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 外国人の子どもの教育
書名カナ ガイコクジン ノ コドモ ノ キョウイク
副書名 就学の現状と教育を受ける権利
著者 宮島 喬 /著  
著者カナ ミヤジマ,タカシ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2014.9
ページ数 11,268,11p
大きさ 20cm
一般件名 外国人(日本在留)
内容紹介 外国籍あるいは「外国につながる」子どもたちが、日本社会で暮らし、学び、生きてゆくために何が必要なのか。子どもたちの権利としての教育の観点から、現代日本のあるべき姿を問いかける。
NDC分類(9版) 371.5
ISBN 4-13-053021-7
ISBN13桁 978-4-13-053021-7
定価 ¥2800

目次

序章 外国人の子どもへの教育の保障とは
  1 文化的背景を異にする子どもを受け入れる
  2 教育を進めるうえでの三つの課題
  3 平等および差異化へ
  4 文化資本・社会資本における不利とその作用
  5 教育を受ける権利は保障されているか
  6 進学と進路をもとめて
  7 「子どもの権利」という原点から考える
  8 「多文化共生」を問う
1章 外国人の子どもの就学とその挫折
  1 学習困難のいくつかの文脈
  2 文化資本・行為・戦略
  3 移民第二世代にとっての文化資本
  4 文化資本の継受の可否
  5 学習言語日本語の問題
  6 学習への順応、学習への抵抗
  7 モデルと戦略
2章 「就学を希望する者のみ」でよいか
  1 子どもたちはどこで学んでいるか
  2 なぜ義務教育の外に置かれるのか
  3 初等教育の無償化、「就学案内」の送付
  4 教育を受ける権利の保障ということ
  5 関心と対応の一貫性の欠如
  6 申し出の困難な者・迷う者
3章 教育を受ける権利と学校選択・教育選択
  1 学校選択=文化の選択
  2 親の教育権の占める位置
  3 偏在と学費負担の問題
  4 外国人学校の役割と位置と
  5 二種の学校の分離よりも、選択の尊重・連携へ
  6 地域による支援
4章 高校進学と進路保障のために
  1 “高校進学は必要”という認識
  2 学力の問題
  3 進学へのポジティヴアクション
  4 社会関係資本の活用
  5 脱適格者主義からの帰結
  6 高校での日本語および学習支援
  7 多文化支援という課題
5章 外国人の子どもにみる三重の剝奪状態
  1 マイグレーションと子ども
  2 非正規雇用と貧困
  3 貧困のライン以下の層
  4 家族生活の危機と関係性の貧困
  5 学校教育への参加と排除
  6 進学にみる選別と自己排除
6章 移動・家族生活・学校と「子どもの権利」
  1 条約の制定
  2 親の地位・資格への子どもの従属は当然なのか
  3 国籍への権利を保障する
  4 家族が一体で生活するために
  5 「子どもの最善の利益」と移送・移入の問題
  6 家族関係に恵まれない子どもたち
  7 多文化の教育へ
7章 日本的「多文化共生」を超えて
  1 多文化の光景と移民国
  2 「多文化」で何を指すのか
  3 欧米の移民の受け入れと「多文化主義」
  4 多文化社会と日本
  5 多文化と社会的不平等
  6 日本的「多文化共生」の視野
  7 相互的に変わる多文化共生へ