早田 旅人/著 -- ハヤタ,タビト -- 東京堂出版 -- 2014.7 -- 157.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 157.2/ハ014 0115143208 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 報徳仕法と近世社会
書名カナ ホウトク シホウ ト キンセイ シャカイ
著者 早田 旅人 /著  
著者カナ ハヤタ,タビト
出版地 東京
出版者 東京堂出版
出版者カナ トウキョウドウ シュッパン
出版年 2014.7
ページ数 12,456p
大きさ 22cm
一般件名 報徳教
内容紹介 近世後期、疲弊する体制・社会への危機意識を背景に広がった報徳仕法。その対応に示された近世社会の成熟と内包される様ざまな矛盾。村社会・幕藩領主双方の視点から精緻な分析を施しつつ、全容解明に挑む。
NDC分類(9版) 157.2
ISBN 4-490-20872-6
ISBN13桁 978-4-490-20872-6
定価 ¥7500

目次

序章 近世報徳仕法研究の視座
  はじめに
  一 二宮尊徳・報徳仕法をめぐる研究動向
  二 近世史研究と報徳仕法研究の視座
  おわりに
第一章 近世史研究のなかの二宮尊徳・報徳仕法
  はじめに
  一 戦前までの研究
  二 終戦から一九六〇年代までの研究
  三 一九七〇年代の研究
  四 一九八〇年代の研究
  五 一九九〇年代以降の研究
第二章 二宮尊徳の出現
  はじめに
  一 二宮銀右衛門家と尊徳による再興
  二 二宮一族の再興仕法
  三 城下周辺地域の生活
  四 服部家仕法
  おわりに
第三章 初期報徳仕法の展開
  はじめに
  一 桜町前期仕法における百姓認識
  二 荒地開発と百姓
  三 下層民の動向と尊徳の施策
  四 上層民の動向と尊徳の施策
  五 仕法資金の動向
  おわりに
第四章 報徳仕法の構造
  はじめに
  一 桜町後期仕法の前提
  二 桜町後期仕法における百姓編成
  三 報徳金融の構造
  おわりに
第五章 報徳仕法の事業展開と民衆
  はじめに
  一 青木村の荒廃と仕法前夜
  二 青木村第一期仕法
  三 青木村第二期仕法
  おわりに
第六章 下石橋村の報徳仕法
  はじめに
  一 仕法の開始
  二 仕法の実施とその内容
  三 下石橋村仕法の諸相
  おわりに
第七章 藩政改革と報徳仕法
  はじめに
  一 報徳仕法実施以前の烏山藩政
  二 報徳仕法の導入と展開
  三 藩内の矛盾と仕法の転換
  四 報徳仕法の挫折
  五 藩政改革と報徳仕法の論理
  おわりに
第八章 宿場村の報徳仕法
  はじめに
  一 仕法実施へむけて
  二 仕法の実施
  三 御殿場村仕法の構造
  おわりに
第九章 近世報徳「結社式仕法」の展開と構造
  はじめに
  一 地域社会の動揺と大澤家
  二 片岡村第一期仕法
  三 片岡村第二期仕法
  おわりに
第一〇章 報徳仕法と幕府勘定所
  はじめに
  一 天保改革と二宮尊徳
  二 幕領仕法の着手と山内総左衛門
  三 尊徳門弟の内願活動
  四 報徳仕法と幕府勘定所
  おわりに
第一一章 二宮尊徳の幕領仕法
  はじめに
  一 幕領仕法の推移と全体構造
  二 一村仕法の構造
  おわりに
終章 報徳仕法と近世社会
  はじめに
  一 報徳仕法と村社会
  二 報徳仕法と領主支配
  三 報徳仕法をめぐる矛盾と相克
  おわりに