香川 めい/著 -- カガワ,メイ -- 新曜社 -- 2014.7 -- 372.107

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 372.1/カ014 0115161796 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル <高卒当然社会>の戦後史
書名カナ コウソツ トウゼン シャカイ ノ センゴシ
副書名 誰でも高校に通える社会は維持できるのか
著者 香川 めい /著, 児玉 英靖 /著, 相澤 真一 /著  
著者カナ カガワ,メイ
出版地 東京
出版者 新曜社
出版者カナ シンヨウシャ
出版年 2014.7
ページ数 4,226p
大きさ 20cm
一般件名 日本-教育 , 高等学校
内容紹介 誰もが高校に行くことが当たり前の時代。それはいかにして可能になったのか。その結果、日本社会に何が起きたのか。戦後高校教育の拡大過程を緻密なデータ分析によって丹念にたどり、その多様なダイナミズムを明らかにする。
NDC分類(9版) 372.107
ISBN 4-7885-1395-2
ISBN13桁 978-4-7885-1395-2
定価 ¥2300

目次

序章 今、なぜ「誰でも通える社会」について考えるのか
  <高卒当然社会>の成立
  本書の学術研究上の意義について
第1章 新制高等学校黎明期から見る高校教育機会の提供構造
  1 全国一律の「高校」という制度
  2 高校教育提供構造の地域性
  3 高校教育における教育機会の平等とは
  第1章のまとめ
第2章 一九六〇年代の高校教育拡大は何をもたらしたのか
  1 第一次ベビーブーマーの高校進学が与えたインパクト
  2 高校進学率の上昇は、高卒学歴の持つ意味をどう変えたのか?
  3 「誰でも高校に通える社会」はなぜ可能となったのか?
  第2章のまとめと地域性への問いの展開
第3章 高校教育機会の提供構造の地域的布置と類型化
  1 地域によって異なる私立高校依存度
  2 都道府県の類型化
  3 各類型の特徴と高校の威信構造における地域性
  第3章のまとめ
第4章 各都道府県のケーススタディ(1)中庸型
  はじめに
  中庸型の三県(静岡県・香川県・兵庫県)の検討
  1 静岡県
  2 香川県
  3 兵庫県
  中庸型クラスターのケーススタディのまとめ
第5章 各都道府県のケーススタディ(2)公立拡張型
  1 徳島県
  2 愛知県
  公立拡張型クラスターのケーススタディのまとめ
第6章 各都道府県のケーススタディ(3)私立拡張型
  1 宮崎県
  2 山形県
  3 群馬県
  私立拡張型クラスターのケーススタディのまとめ
第7章 各都道府県のケーススタディ(4)大都市型
  1 大阪府
  2 神奈川県
  ケーススタディによる四つのクラスターの検討のまとめ
第8章 拡大した高校教育のその後
  はじめに
  1 生徒減少期における私学率の規定要因の変化
  2 特徴的な県の検討(1)
  3 特徴的な県の検討(2)
  第8章のまとめ
終章 人口減少期における<高卒当然社会>のゆくえ
  高校教育機会の提供構造の将来像