新井 孝重/著 -- アライ,タカシゲ -- 東京堂出版 -- 2014.7 -- 210.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 2階閲覧室 210.4/ア014 0211534292 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本中世合戦史の研究
書名カナ ニホン チュウセイ カッセンシ ノ ケンキュウ
著者 新井 孝重 /著  
著者カナ アライ,タカシゲ
出版地 東京
出版者 東京堂出版
出版者カナ トウキョウドウ シュッパン
出版年 2014.7
ページ数 12,442p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-中世 , 合戦
内容紹介 南北朝期を主として中世の合戦・軍事力の構造を把握し、特殊な日本的封建軍隊の矛盾を、徳川幕藩体制の崩壊までを意識しつつ明らかにする。書評や史料解説を収めたコラムも掲載。
NDC分類(9版) 210.4
ISBN 4-490-20870-2
ISBN13桁 978-4-490-20870-2
定価 ¥8500

目次

序章 中世軍事力の構造
  第一節 御家人動員の形態転化
  第二節 鎌倉軍事力の変質
  第三節 内乱期武士の傭兵的要素
  第四節 封建軍事力の構造矛盾
第一部 中世武士の実像
第一章 九州に渡った東国武士・佐々目氏
  はじめに
  第一節 九州宗像郡朝町村の地頭
  第二節 朝町佐々目氏の所領形態
  第三節 南北朝内乱のなかで
  むすび
第二章 伊賀国地侍の一揆と自治
  はじめに
  第一節 伊賀国地侍の一揆
  第二節 十四、五世紀の国人一揆
  第三節 「悪党」からの脱皮
  第四節 地侍一揆の内部
  むすび-地域自治の萌芽-
第三章 内乱期高麗氏の厭戦意識
  はじめに
  第一節 鎌倉東勝寺の高麗三郎・四郎
  第二節 内乱に翻弄される高麗行高
  第三節 非戦を決意する高麗行高
  むすび
第四章 戦国土豪内田氏の系譜
  はじめに
  第一節 『武蔵藤原内田之系譜』
  第二節 『系譜』作成の背景
  第三節 家吉系内田氏の軌跡
  むすび
  <コラム1>鎧具足の「過料」・質ぐさ
第二部 内乱期の宮方武士と宮たち
第一章 元弘以前の楠木正成
  はじめに
  第一節 元亨二年の三つの事件
  第二節 畿内社会の悪党状況
  第三節 楠木正成の実像
  むすび
  <コラム2>名和長年-後醍醐天皇の宿意に殉じた武将
第二章 黒血川以後の北畠顕家
  はじめに
  第一節 南伊勢の南朝基盤に依拠
  第二節 南大和の反抗勢力に依拠
  第三節 大和国奈良に進出
  むすび
第三章 興良・常陸親王考
  はじめに
  第一節 畿内での活動
  第二節 常陸での活動
  第三節 再び畿内での活動
  第四節 西国での活動
  第五節 観応擾乱期の宮の活動
  むすび
  <コラム3>垂水繁昌という男
第三部 合戦にみる軍事社会史
第一章 元弘三年京都合戦
  はじめに
  第一節 播磨赤松氏の挙兵
  第二節 京都攻撃の苦戦
  第三節 足利高氏の六波羅攻め
  むすび
  <コラム4>楠木合戦の「元弘二年」
第二章 悪党と宮の武力
  はじめに
  第一節 宮の武力の淵源悪党狼籍
  第二節 宮の武力の爆発
  第三節 宮の武力の終息
  むすび
第三章 戦国期北武蔵の戦乱
  はじめに
  第一節 後北条氏の秩父支配
  第二節 上杉・武田・後北条
  第三節 庶民・女・子どもと戦争
  むすび
  <コラム5>書評漆原徹著『中世軍忠状とその世界』
  <コラム6>史料解説「二条河原落書」
<付論1>建武政権の特質
  はじめに
  第一節 討幕
  第二節 政治手法
  第三節 崩壊
  むすび
<付論2>「峯相記」について
  第一節 老僧からの聞き取り
  第二節 遁世者の往生
  第三節 信仰の熱狂
  第四節 悪党の生態