田中 秀夫/著 -- タナカ,ヒデオ -- ミネルヴァ書房 -- 2014.6 -- 309.0233

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 309.0/タ014 0115095036 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル スコットランド啓蒙とは何か
書名カナ スコットランド ケイモウ トワ ナニカ
副書名 近代社会の原理
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者 田中 秀夫 /著  
著者カナ タナカ,ヒデオ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2014.6
ページ数 12,325,15p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ
叢書巻次 199
一般件名 社会思想-イギリス , 経済学-ケンブリッジ学派 , 啓蒙主義
内容紹介 経済学と社会科学の基盤となった18世紀スコットランド啓蒙。その中心となった思想は何かを根源的に問う。混迷の時代を生きる人々に有益な示唆を与え、近代社会のあるべき姿を提示する一冊。
NDC分類(9版) 309.0233
ISBN 4-623-06636-0
ISBN13桁 978-4-623-06636-0
定価 ¥6000

目次

第一章 第三代アーガイル公爵の統治と経済改革
  1 アーガイル家の支配
  2 ハイランドの経済改革
  3 氏族社会の解体と漸次的変革
  4 公爵家の役割変化と衰退
  5 権力闘争・恩顧・啓蒙
第二章 ガーショム・カーマイケルの自然法学
  1 グラスゴウ大学の興隆
  2 カーマイケルの思想形成
  3 平等思想と奴隷制批判
  4 原始契約説と抵抗権
  5 近代自然法思想の革新
第三章 フランシス・ハチスンの道徳哲学
  1 スコットランド啓蒙の父
  2 ハチスンの思想形成とその背景
  3 ハチスンのダブリン時代
  4 グラスゴウ大学教授としてのハチスン
  5 後世への影響
第四章 アバディーン啓蒙の父としてのジョージ・ターンブル
  1 ターンブルとアバディーン啓蒙
  2 アバディーン以後のターンブル
  3 教育改革論
  4 ターンブルの教育論と道徳哲学
第五章 ヒューム『政治論集』の歴史的・現代的な意義
  1 『政治論集』とは何か
  2 エコノミーのポリティカル・エコノミーへの転換
  3 重商主義パンフレット
  4 商業ヒューマニズムの形成
  5 体系的経済学の成立
  6 商業文明の危機批判
第六章 アダム・スミスにおける共和主義と経済学
  1 自然法とシヴィック・ヒューマニズム
  2 商業ヒューマニズム
  3 スミスの名誉革命体制支持論
  4 「帝国の夢」を弾劾する、すなわち重商主義批判=失政論
  5 スコットランドの選挙制度と議会改革運動
  6 スミスにおける自然と作為、二分法の危険性
第七章 ファーガスン『市民社会史論』の文脈
  1 ファーガスンの独自性
  2 若きファーガスン、穏健派牧師として
  3 論争への参加
  4 エディンバラ大学教授
  5 『市民社会史論』の刊行と反響
第八章 トマス・リードとスコットランド啓蒙
  1 コモン・センス学派とは
  2 リードの生涯と経歴
  3 アバディーン時代のリード
  4 グラスゴウ時代のリード
  5 晩年のリードと後世への影響
第九章 トマス・リードの実践倫理学と経済認識
  1 自然法の伝統
  2 実践倫理学の構造
  3 リードの実践倫理学の特徴
  4 リードの経済認識
第一〇章 ジョン・ミラーにおける「政治」と「科学」
  1 アダム・スミスの弟子ミラー
  2 「懐疑的ウィッグ主義」
  3 フォーブズのミラー解釈
  4 ミラーの個人主義
  5 懐疑的ウィッグ主義の復位
  6 ミラー法学の限界