北原 糸子/著 -- キタハラ,イトコ -- 吉川弘文館 -- 2014.6 -- 369.31

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 369.3/キ014 0115122368 一般図書   在架
奄美一般 2階閲覧室 369.3/キ014 0211521406 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 津波災害と近代日本
書名カナ ツナミ サイガイ ト キンダイ ニホン
著者 北原 糸子 /著  
著者カナ キタハラ,イトコ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2014.6
ページ数 7,293p
大きさ 22cm
一般件名 津波-歴史
内容紹介 幕末の安政東海・南海地震津波や、近代の明治・昭和三陸津波に、人々はいかに立ち向かい、後世へ何を残し伝えたのか。被災から復興までの現実をさまざまな資料をもとに復元し、困難を克服するための道筋を探り出す。
NDC分類(9版) 369.31
ISBN 4-642-03832-4
ISBN13桁 978-4-642-03832-4
定価 ¥4800

目次

序章 災害史からなにを学ぶのか
Ⅰ 災害と日本の近代社会
第一章 災害史研究の現状と課題
  はじめに
  一 過去の自然災害を時系列的にとらえる
  二 災害史の領域の可能性
  おわりに
第二章 津波災害と復興
  一 復興と供養
  二 昭和三陸津波の復興事業
Ⅱ 明治三陸津波
第三章 明治三陸津波と山奈宗真
  はじめに
  一 山奈宗真の履歴
  二 山奈の津波調査資料
  三 津波調査
  四 山奈調査の目的を探る
  五 山奈調査と死者数値の異同
第四章 明治三陸津波と村の対応
  はじめに
  一 明治三陸津波における青森県の被害
  二 津波後の初期対応
  三 行政の緊急対応策
  四 救済活動の展開
  五 具体策の実行過程と未解決の問題
Ⅲ 災害と家族
第五章 災害と家族
  はじめに
  一 赤崎村における明治・昭和三陸津波被害
  二 赤崎村各部落の被害
  三 明治・昭和三陸津波と合足部落
  おわりに
第六章 災害常襲地帯における災害文化の継承
  一 歴史学における「災害文化」の領域
  二 災害と家族の研究史の素描
  三 災害と「家」と家族
  四 災害と「家」の再生
  五 明治・昭和三陸津波における災害文化
Ⅳ 災害の記憶の継承
第七章 東北三県における津波碑
  はじめに
  一 三県における津波記念碑の分布
  二 津波碑建立期
  三 碑面の分析
  おわりに
第八章 蘇えらせよう、津波碑の教訓
  はじめに
  一 二〇年前の津波の調査の概要
  二 事例の紹介
第九章 津波碑は生き続けているか
  はじめに
  一 明治・昭和の津波被害と平成の津波
  二 津波碑の分布
  三 津波碑建立指定の義捐金
Ⅴ 津波の歴史を見直す
第一〇章 下田港の被害と復興
  はじめに
  一 下田を襲った江戸時代の津波
  二 安政東海地震
  三 救済
  四 動き出した下田復興策
  五 復興への道のりとその後の下田
第一一章 歴史災害にみる不安のかたち