前川 玲子/著 -- マエカワ,レイコ -- 世界思想社 -- 2014.5 -- 334.453

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 334.4/マ014 0115116204 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 亡命知識人たちのアメリカ
書名カナ ボウメイ チシキジンタチ ノ アメリカ
著者 前川 玲子 /著  
著者カナ マエカワ,レイコ
出版地 京都
出版者 世界思想社
出版者カナ セカイ シソウシャ
出版年 2014.5
ページ数 6,322,89p
大きさ 20cm
一般件名 外国人(アメリカ合衆国在留)-歴史 , 知識階級 , 亡命
内容紹介 1930年代、ナチスに追われた亡命知識人たちは、大恐慌に揺れるアメリカに辿り着いた。第二次世界大戦から冷戦、赤狩り、ベトナム戦争…。激動の20世紀アメリカ史と、知識人たちの個人史との結節点を切り取る。
NDC分類(9版) 334.453
ISBN 4-7907-1623-5
ISBN13桁 978-4-7907-1623-5
定価 ¥4600

目次

序論
第一章 ナチズムを逃れて
  1 大恐慌と移民法
  2 職業官吏団再建法と亡命外国人学者緊急援助委員会
  3 ロックフェラー財団とトランス・アトランティックな知的インフラ
  4 アメリカの大学の反応
  5 アンビヴァレントな歓迎
第二章 亡命知識人の拠点
  1 実験的教育機関「ニュー・スクール」と「亡命大学」の誕生
  2 「亡命大学」から「政治学および社会科学大学院」へ
  3 「メイフラワー組」の軌跡
  4 「メイフラワー組」のその後と「ニュー・スクール」の変化
第三章 パウル・ティリッヒと大戦間期のアメリカ
  1 境界線上の知識人として
  2 アメリカへの亡命の経緯
  3 ドイツとアメリカの狭間で
  4 アンビヴァレントな選択
  5 ドイツ人亡命者グループとティリッヒ
  6 ニュー・ハーモニーの木陰で
第四章 第二次世界大戦と亡命知識人
  1 戦争と亡命知識人の位相
  2 全体主義コミュニケーション・プロジェクトと二人の亡命知識人
  3 ラザースフェルドのラジオ研究とコミュニケーションをめぐる言説
  4 戦時期におけるコミュニケーション研究の変容
  5 知識人とエキスパート
  6 危機の時代を生きて
第五章 拡散する亡命知識人たち
  1 南部に赴いた亡命知識人
  2 ブラック・マウンテン・カレッジ
  3 「黒人大学」での経験
  4 知られざる亡命知識人
第六章 亡命知識人と戦後ドイツへの視線
  1 民主的ドイツ推進協議会設立の謎
  2 「民主的ドイツのためのプログラム」
  3 「プログラム」をめぐっての不協和音
  4 協議会会報から見えてくるもの
  5 民主的ドイツ推進協議会の終焉
第七章 赤狩りの嵐とブレヒト
  1 アニージョンソン号の乗客一九四一年七月二一日
  2 ブレヒトのアメリカ
  3 赤狩りと亡命知識人
  4 ハリウッドと赤狩り
  5 なぜブレヒトだったのか
  6 一一番目の証言者として一九四七年一〇月三〇日
  7 嵐の後で
第八章 冷戦下の亡命知識人
  1 亡命者としてのアーレント
  2 アーレントと戦後アメリカ
  3 『革命について』
  4 「リトルロック」の波紋
  5 アメリカ民主主義への眼差し
第九章 一九六〇年代と亡命知識人
  1 マルクーゼの登場
  2 マルクーゼの足跡
  3 『一次元的人間』の位相と六〇年代
  4 『解放論』の地平
  5 ニュー・レフトとマルクーゼ
  6 マルクーゼと亡命知識人であること
結語