中澤 篤史/著 -- ナカザワ,アツシ -- 青弓社 -- 2014.3 -- 375.18

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 375.1/ナ014 0115105785 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 運動部活動の戦後と現在
書名カナ ウンドウブ カツドウ ノ センゴ ト ゲンザイ
副書名 なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか
著者 中澤 篤史 /著  
著者カナ ナカザワ,アツシ
出版地 東京
出版者 青弓社
出版者カナ セイキュウシャ
出版年 2014.3
ページ数 358p
大きさ 22cm
一般件名 クラブ活動-歴史 , スポーツ-歴史
内容紹介 日本独特の文化である学校の運動部活動。その歴史を戦後から現在までたどり、自由に楽しむスポーツと強制をともなう学校教育の緊張関係を「子どもの自主性」という視点から分析し、日本の運動部活動の特異性を明らかにする。
NDC分類(9版) 375.18
ISBN 4-7872-3374-5
ISBN13桁 978-4-7872-3374-5
定価 ¥4600

目次

序章 なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか
  1 本書の目的
  2 なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか
  3 理念としての<子どもの自主性>への注目
  4 本書の教育学的背景
  5 本書の構成
第1章 運動部活動を分析するための方法論
  1 方法論的検討
  2 分析枠組みの設定
  3 運動部活動の日本特殊性
  4 教育問題としての運動部活動
  5 代表的な運動部活動論の検討
補論 運動部活動研究の包括的レビュー
  1 日本とアメリカの社会科学が蓄積してきた運動部活動研究
  2 教育学領域
  3 体育・スポーツ科学領域
  4 社会学/心理学領域Ⅰ(参加・適応研究)
  5 社会学/心理学領域Ⅱ(機能・効果研究)
  6 社会学/心理学領域Ⅲ(顧問教師研究)
  7 歴史学領域
  8 日本研究(Japanese studies)領域
  9 運動部活動研究上における本書のオリジナリティー
第Ⅰ部 運動部活動の戦後
第2章 戦後運動部活動の実態・政策・議論
  1 運動部活動はどのように拡大してきたのか
  2 戦前の運動部活動
  3 戦後の実態はどう変遷してきたのか
  4 戦後の政策はどう変遷してきたのか
  5 戦後の議論はどう変遷してきたか
  6 戦後運動部活動の拡大過程
第3章 戦後運動部活動と日本教職員組合
  1 運動部活動はなぜ縮小しなかったのか
  2 日本教職員組合の分析方法
  3 日本教職員組合は運動部活動をどう見たか
  4 戦後運動部活動と教師
第Ⅱ部 運動部活動の現在
第4章 戦後から現在へ
  1 運動部活動の現在性
  2 組織レベルでの学校-保護者関係
  3 個人レベルにおける教師のかかわり
  4 ヒガシ中学校のフィールドワーク
第5章 運動部活動の存廃と学校-保護者関係
  1 学校-保護者関係は、運動部活動の存廃にどう影響するか
  2 存続する部活動と廃止される部活動
  3 保護者の<要望>と<支援>の有無から見た比較
  4 運動部活動と学校-保護者関係
第6章 運動部活動改革と学校-保護者関係
  1 運動部活動改革はどう進行していくか
  2 運動部活動改革の追跡調査
  3 ヒガシ中学校サッカー部の改革
  4 運動部活動改革の進行と学校-保護者関係
第7章 運動部活動に積極的な顧問教師
  1 なぜ教師は運動部活動に積極的にかかわり続けるのか
  2 教師本人の意味づけ方への注目
  3 積極的な顧問教師と消極的な顧問教師
  4 運動部活動に積極的な顧問教師による困難の意味づけ方
  5 運動部活動と積極的な顧問教師
第8章 運動部活動に消極的な顧問教師
  1 なぜ教師は運動部活動から離脱しない/できないのか
  2 消極的な顧問教師の記述的分析
  3 運動部活動から離脱しない/できない顧問教師
  4 運動部活動と消極的な顧問教師
終章 スポーツと学校教育
  1 各章の概要
  2 第1の結論
  3 第2の結論
  4 新たな課題
  5 理論的展望