三浦 玲一/著 -- ミウラ,レイイチ -- 彩流社 -- 2014.3 -- 910.268

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/ム014 0115086308 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 村上春樹とポストモダン・ジャパン
書名カナ ムラカミ ハルキ ト ポストモダン ジャパン
副書名 グローバル化の文化と文学
著者 三浦 玲一 /著  
著者カナ ミウラ,レイイチ
出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2014.3
ページ数 178,5p
大きさ 20cm
内容紹介 村上春樹はグローバル・ポピュラー・カルチャーとしての「アメリカ文学」を日本語で書いた作家である…。アメリカ文学、カズオ・イシグロ、ディザスター映画、宮崎駿などを縦横に論じる。『文學界』掲載等を単行本化。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-7791-2005-3
ISBN13桁 978-4-7791-2005-3
定価 ¥1800

目次

第一章 グローバル化の文化と文学
  Ⅰ はじめに-雑貨としての洋書とその背後にあるもの
  Ⅱ グローバル化する文学のポストモダニズム
  Ⅲ 純文学と内外の分別-大江健三郎の村上春樹評
  Ⅳ 故郷の喪失-『本当の戦争の話をしよう』
  Ⅴ 「誤読」の世界-村上春樹とレイモンド・カーヴァー
  Ⅵ おわりに-グローバル化の文学とは
第二章 村上春樹とポストモダン・ジャパン
  Ⅰ 「魂の行き来する道筋」と『1Q84』のセカイ
  Ⅱ イシグロ、『ナウシカ』、『AKIRA』における核
  Ⅲ 90年代ハリウッドのディザスター映画が隠しているもの
  Ⅳ 奈良美智のポストフェミニズム
  Ⅴ 宮崎駿の映画『魔女の宅急便』と『紅の豚』
  Ⅵ やりがい搾取と自己啓発革命とその外部
  Ⅶ 階級化されたセカイを発見すること
第三章 『多崎つくる』とリアリズムの消滅
  Ⅰ 『多崎つくる』のねじれ-リアリズムの幻想
  Ⅱ アメリカ・モダニズム小説の「興隆」とわれわれの現在
  Ⅲ 内転する帝国主義としての異性愛の中心化-『グレート・ギャツビー』
  Ⅳ アイデンティティが競争し合う市場-『日はまた昇る』
  Ⅴ 偶有性に隠蔽される歴史-『アブサロム、アブサロム!』
  Ⅵ われわれの住む帝国の記述
わたしたちの<いま>のリアリズムとユートピア
  Ⅰ はじめに-三浦玲一氏の歩み
  Ⅱ ポストモダン文化がグローバル文化であること
  Ⅲ 『魔女の宅急便』が名作である理由
  Ⅳ ユートピア批評へ