石塚 修/著 -- イシズカ,オサム -- 思文閣出版 -- 2014.2 -- 913.52

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 913.5/イ014 0115081036 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 西鶴の文芸と茶の湯
書名カナ サイカク ノ ブンゲイ ト チャノユ
著者 石塚 修 /著  
著者カナ イシズカ,オサム
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2014.2
ページ数 7,299,9p
大きさ 22cm
一般件名 茶道
内容紹介 浮世草子作家の嚆矢である井原西鶴の文芸作品には、いかに当時の茶の湯文化が反映されていたのか。俳諧師時代、さらに「好色一代男」から遺稿集にいたるまでの浮世草子作品をとりあげ、その影響関係を検証する。
NDC分類(9版) 913.52
ISBN 4-7842-1730-4
ISBN13桁 978-4-7842-1730-4
定価 ¥6000

目次

序章
第一部 俳諧師西鶴と茶の湯
第一章 俳諧師西鶴と茶の湯文化
  第一節 西鶴の茶の湯観
  第二節 『毛吹草』と茶の湯
  第三節 『俳譜類舩集』と茶の湯
  第四節 『西鶴大矢数』と茶の湯
  第五節 おわりに
第二章 西鶴の茶の湯文化への造詣
  第一節 「しをり」と「しほり」
  第二節 「茶の湯」と「しほらし」
  第三節 西鶴の「しほらし」
  第四節 おわりに
第二部 西鶴作品にみられる茶の湯
第一章 『好色一代男』にみられる茶の湯文化
  第一節 はじめに
  第二節 吉野の描写にみられる西鶴の美意識
  第三節 吉野にみられる「わび」
  第四節 高橋にみられる「わび」
  第五節 おわりに
第二章 『西鶴諸国ばなし』と茶の湯
  第一節 はじめに
  第二節 「灯挑に朝顔」の導入部と茶の湯伝書
  第三節 朝顔の茶の湯と「灯挑に朝顔」
  第四節 朝顔の茶の湯の滑稽譚としての意味
  第五節 おわりに
第三章 『武家義理物語』巻三の二「約束は雪の朝食」再考
  第一節 はじめに
  第二節「約束は雪の朝食」の典拠の問題点
  第三節 丈山と茶の湯
  第四節 「約束は雪の朝食」と茶の湯とのかかわり
  第五節 おわりに
第四章 『日本永代蔵』巻四の四「茶の十徳も一度に皆」考
  第一節 はじめに
  第二節 「茶の十徳も一度に皆」の発想の典拠
  第三節 茶の湯資料からみた「茶の十徳」
  第四節 西鶴の知りえた「十徳」
  第五節 おわりに
第五章 『日本永代蔵』の「目利き」譚
  第一節 はじめに
  第二節 『日本永代蔵』と茶の湯
  第三節 巻三の三「世はぬき取の観音の眼」と「目利き」
  第四節 巻四の二「心を畳込古筆屛風」と「目利き」
  第五節 おわりに
第六章 『西鶴名残の友』巻五の六「入れ歯は花の昔」にみる茶の湯文化
  第一節 はじめに
  第二節 「入れ歯は花の昔」にみられる茶道観
  第三節 西鶴周辺の「わび茶」環境
  第四節 おわりに
第七章 西鶴と「わび」
  第一節 はじめに
  第二節 「わび」とは何か
  第三節 西鶴の「わび」
  第四節 おわりに
終章