大森 一輝/著 -- オオモリ,カズテル -- 彩流社 -- 2014.3 -- 316.853

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 316.8/オ014 0115107948 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル アフリカ系アメリカ人という困難
書名カナ アフリカケイ アメリカジン ト イウ コンナン
副書名 奴隷解放後の黒人知識人と「人種」
著者 大森 一輝 /著  
著者カナ オオモリ,カズテル
出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2014.3
ページ数 202,25p
大きさ 20cm
一般件名 黒人-歴史 , 伝記-アメリカ合衆国
内容紹介 アメリカ黒人は何からの解放を目指してきたのか? 「黒人であること」の屈辱と誇り、苦悩と喜び、絶望と祈りが、「アメリカ黒人」を新たな民族に鍛え上げた。その諸相を8人の知識人の生き方で読み解く。
NDC分類(9版) 316.853
ISBN 4-7791-1991-0
ISBN13桁 978-4-7791-1991-0
定価 ¥2500

目次

序章 人種という枷、人種という絆
  一 人種差別はなくなったのか?
  二 差別が禁止された社会における差別という背理
第一章 黒人法律家が夢見た「メルティング・ポット」と「メリトクラシー」-ジョージ・L・ラフィン(一八三四-八六)、アーチボールド・H・グリムケ(一八四九-一九三〇)
  一 統合から融合へ-ラフィンの人種混合論
  二 属性から業績へ-グリムケの自己責任論
第二章 黒人は「愛国者」たり得るのか?-ジェームズ・H・ウルフ(一八四七-一九一三)
  一 GARと黒人復員兵
  二 ジェームズ・H・ウルフとは何者か
  三 「我々は何のために戦ったのか」
第三章 アフリカに真の「アメリカ」を作る-アレクサンダー・クランメル(一八一九-九八)
  一 黒人にとっての「アメリカ」
  二 真の「アメリカ人」としてのアレクサンダー・クランメル
第四章 「無色」中立のデータで「黒人」の資質を証明する-モンロー・N・ワーク(一八六六-一九四五)
  一 モンロー・ワークとは誰か?
  二 ワークはNYBで何を記録/主張しようとしたのか?
  三 ワークとNYBが残したもの
第五章 「人種」を否定する「黒人」活動家-ウィリアム・モンロー・トロッター(一八七二-一九三四)
  一 ドン・キホーテ?
  二 近代的、あまりに近代的な
  三 忘れられたヒーローの発掘
第六章 黒人「保守」派は何を守ろうとしたのか?-シェルビー・スティール(一九四六-)、グレン・ラウリー(一九四八-)
  一 カラー・ブラインド論の系譜
  二 公民権運動の記憶
  三 黒人「保守派」の出現-勝利と「敗北」と再生の道
終章 「人種」という虚構、「人種」という希望
  人種と向き合う
  記憶と希望を取り戻す