嶋中 博章/著 -- シマナカ,ヒロアキ -- 吉田書店 -- 2014.2 -- 235.05

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 235.0/シ014 0115082265 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 太陽王時代のメモワール作者たち
書名カナ タイヨウオウ ジダイ ノ メモワール サクシャタチ
副書名 政治・文学・歴史記述
著者 嶋中 博章 /著  
著者カナ シマナカ,ヒロアキ
出版地 東京
出版者 吉田書店
出版者カナ ヨシダ ショテン
出版年 2014.2
ページ数 331p
大きさ 20cm
一般件名 フランス-歴史-17世紀 , 自叙伝
内容紹介 フロンドから王の親政開始に至る波乱の時代に生きた人びとの書き残したメモワールを主な史料として、ルイ14世時代の政治と文化、とりわけ両者の交錯について考察する。
NDC分類(9版) 235.05
ISBN 4-905497-20-2
ISBN13桁 978-4-905497-20-2
定価 ¥3700

目次

第一章 十七世紀フランスのメモワール
  第一節 出版物としてのメモワール
  第二節 「ジャンル」から「行為の文学」へ
  第三節 メモワールのレクチュールとエクリチュール
  展望-むすびに代えて
第二章 悪態と忠誠
  第一節 主従関係の崩壊
  第二節 フィデリテ概念をめぐって
  第三節 コリニー伯の言い分
  第四節 ルイ十四世の親政とフィデリテ
  フィデリテの息の長さ-むすびに代えて
第三章 血統の重み
  第一節 次席検事の動揺
  第二節 「もうひとつの王の身体」
  第三節 公爵同輩衆との確執
  第四節 王権の守護者
  第五節 君主としての血統親王
  血統原理の拡大とその限界-むすびに代えて
第四章 陰謀と英雄
  第一節 起こらなかった事件の記述
  第二節 レ枢機卿とその『メモワール』
  第三節 パリ市庁舎の虐殺(一六五二年七月四日)
  第四節 神話的現実描写と叙述戦略
  第五節 演劇的世界観
  歴史家レ枢機卿-むすびに代えて
第五章 文学の仮面
  第一節 ラ・ゲット夫人の『メモワール』とその問題点
  第二節 フロンドとラ・ゲット夫人
  第三節 バロック文学としてのメモワール
  第四節 「文学」から「歴史」へ
  「乙女」ラ・ゲット夫人-むすびに代えて
第六章 礼儀と寵愛
  第一節 「良い宮廷人」の条件
  第二節 メモワール作者ナヴァイユ公の政治的立場
  第三節 失寵と寵愛回復、それぞれの理由
  第四節 允許と公認
  「礼儀」の受容-むすびに代えて
第七章 家名の偉力
  第一節 フロンドの乱をめぐって
  第二節 プロヴァンス地方におけるフロンド
  第三節 レギュス侯の『メモワール』を読む
  フロンドの証言から家門の記念碑へ-むすびに代えて
第八章 神話の浸透力
  第一節 舞台の様相は変わる
  第二節 上階顧問会議と大貴族
  第三節 聖霊騎士団の騎士叙任
  第四節 ブリエンヌ伯の『メモワール』の機能と効果
  解釈の持続-むすびに代えて