内藤 由直/著 -- ナイトウ,ヨシタダ -- 双文社出版 -- 2014.2 -- 910.263

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/ナ014 0115087165 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 国民文学のストラテジー
書名カナ コクミン ブンガク ノ ストラテジー
副書名 プロレタリア文学運動批判の理路と隘路
著者 内藤 由直 /著  
著者カナ ナイトウ,ヨシタダ
出版地 東京
出版者 双文社出版
出版者カナ ソウブンシャ シュッパン
出版年 2014.2
ページ数 253p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代 , プロレタリア文学
内容紹介 1930年代および50年代の「国民文学」論争を読み解き、国民文学が時代の中で果たした役割を再検討することで、プロレタリア文学運動に後続する革命文学の理論として構想された国民文学論の戦略を明らかにする。
NDC分類(9版) 910.263
ISBN 4-88164-623-6
ISBN13桁 978-4-88164-623-6
定価 ¥3600

目次

序章 “国民文学”とは何か
  第一節 国民文学論の系譜
  第二節 先行研究の整理
  第三節 本書の論点
第一章 国民文学論の動因
  第一節 国民文学とプロレタリア文学
  第二節 政治の優位性論と<政治と文学>論争
  第三節 政治と文学の統一
  第四節 プロレタリア文学から国民文学へ
  第五節 現実の更新、または複数の現実
第二章 国民文学の生成
  第一節 『青年』と転向
  第二節 プロレタリア文学としての『青年』
  第三節 世界の覚知
  第四節 『青年』の改稿
  第五節 新たな同時代性の獲得
  第六節 国民文学と植民地主義
第三章 戦後国民文学論の企て
  第一節 戦後<政治と文学>論争と国民文学論の結節点
  第二節 政治と非政治の軋礫
  第三節 国民文学における政治と文学
  第四節 他者への通路
第四章 国民文学の本源的蓄積
  第一節 国民文学論との交錯
  第二節 国民文学としての「みどりの並木道」
  第三節 国民文学(「みどりの並木道」)の問題点
  第四節 「みどりの並木道」の空間的条件
  第五節 連続する問題系
第五章 戦中・戦後の差異と反復
  第一節 言葉の連続性
  第二節 プロレタリア文学運動批判の論理
  第三節 戦中・戦後の差異と反復
  第四節 戦後国民文学論と天皇制の問題
結章 国民文学論から<近代の超克>論へ
  第一節 “国民文学”とは何であったのか
  第二節 国民文学論が残した問題
付録 国民文学論文献目録