福岡 愛子/著 -- フクオカ,アイコ -- 新曜社 -- 2014.1 -- 319.1022

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 319.1/フ014 0115104184 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本人の文革認識
書名カナ ニホンジン ノ ブンカク ニンシキ
副書名 歴史的転換をめぐる「翻身」
著者 福岡 愛子 /著  
著者カナ フクオカ,アイコ
出版地 東京
出版者 新曜社
出版者カナ シンヨウシャ
出版年 2014.1
ページ数 456p
大きさ 22cm
一般件名 日本-対外関係-中国-歴史 , 中国文化大革命(1966〜1976)
内容紹介 中国の文化大革命に対する認識が、日本でどのように形成されその後どのように変容したかを、主として、国交正常化前後の「日中」に関わり文革期の中国にコミットした人々の語りをもとに記述する。
NDC分類(9版) 319.1022
ISBN 4-7885-1363-1
ISBN13桁 978-4-7885-1363-1
定価 ¥5200

目次

序章 歴史の転換に伴う問題的情況にどう迫るか
第Ⅰ章 「翻身」をキーワードとする分析枠組み
  一 本書の対象と方法
  二 本書における「翻身」とは
  三 責任の問い方や主体観をめぐる問題
  四 「転向」から「翻身」へ
第Ⅱ章 戦前世代の青年期における根源的・個人的変化
  一 第一世代の知的エリート
  二 第二世代の敗戦体験
  三 戦後における中国認識の転換
第Ⅲ章 日中復交をめざす政治としての文革認識
  一 新中国に対する強い不信と警戒
  二 中国認識転換の政治的・経済的要因
  三 転換後の中国認識に規定された文革認識
  四 その後の言論活動の変化
第Ⅳ章 メディアにおける政治としての文革認識
  一 戦前の記憶における中国と文革認識
  二 朝日新聞記者としての中国観と文革認識
  三 「林彪事件」と日中国交正常化
  四 元北京特派員の回想における弁明と自負
第Ⅴ章 革命理論・思想としての文革認識
  一 毛沢東思想研究者・文革論者としての新島淳良
  二 「文革礼賛派」との訣別とコミューン幻想の帰結
  三 革命後継者たちの文革現地体験
第Ⅵ章 運動としての文革認識
  一 日中友好運動を通した文革認識
  二 斉了会の学生訪中団派遣運動を通した文革認識
  三 「中帰連」の分裂と再統一を通してみる文革認識
第Ⅶ章 「六〇年代」の学生運動と文革認識
  一 学生運動における文革認識
  二 ノンセクト学生にとっての一九六〇年代と文革認識
終章 文革認識の語り方と「翻身」の意味
  一 各章の小括を通してみる「翻身」の比較事例のまとめ
  二 共時的・通時的分析軸に沿った「翻身」の比較分析と考察