藤崎 衛/著 -- フジサキ,マモル -- 八坂書房 -- 2013.12 -- 198.22

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 198.2/フ013 0115048928 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世教皇庁の成立と展開
書名カナ チュウセイ キョウコウチョウ ノ セイリツ ト テンカイ
著者 藤崎 衛 /著  
著者カナ フジサキ,マモル
出版地 東京
出版者 八坂書房
出版者カナ ヤサカ ショボウ
出版年 2013.12
ページ数 12,392,162p
大きさ 22cm
一般件名 カトリック教-歴史 , 教皇庁
内容紹介 中世キリスト教の中枢をなす教皇庁を、ローマで現実に機能する原則と実態から捉える。どんな人が、どんな実務をしたのか。財布や印鑑を預かる役人から、パンやブドウ酒を管理する家人まで、中世教皇庁の実像を明らかにする。
NDC分類(9版) 198.22
ISBN 4-89694-164-7
ISBN13桁 978-4-89694-164-7
定価 ¥9800

目次

序章 中世における教皇庁の成立
  第一節 問題の所在
  第二節 教皇庁の成立
  第三節 教皇庁の組織と構成員-『教皇庁構成員便覧』について
  第四節 移動する教皇庁
第Ⅰ部 統治に関する諸部局
第一章 教皇官房
  第一節 教皇官房長官
  第二節 官房付聖職者
  第三節 官房付公証官
  第四節 官房付書記官と官房付抄録官
  第五節 その他の官房付諸役人
  第六節 宝物庫管理官
  第七節 官房付商人
第二章 教皇文書局
  第一節 文書局をめぐる研究状況
  第二節 文書局と文書局長官、文書局長官代理
  第三節 公証官と書記官
  第四節 その他の文書局役人
  第五節 請願検討官と在教皇庁法廷代理人
第三章 教皇庁裁判所
  第一節 聴取官(聖庁一般聴取官)
  第二節 官房付聴取官
  第三節 ローマ教会付訴訟代理人/教皇庁金庫付訴訟代理人
  第四節 官房付弁護人
  第五節 司法マレスカルクス
  第六節 教皇領内刑事事件上訴判事
  第七節 教皇領内民事事件上訴判事
第四章 内赦院
  第一節 内赦院出現の前提
  第二節 枢機卿聴罪師(内赦院長官)とその他の聴罪師(下級聴罪師)
  第三節 内赦院の出現
  第四節 内赦院長官と下級聴罪師
  第五節 内赦院長官の職務
  第六節 下級聴罪師(教皇聴罪師)
  第七節 その他の役人
  第八節 経済的扶養と住居
第五章 慈善施設
  第一節 施与局
  第二節 救護院
第Ⅱ部 側近と家政役人
第六章 教皇カペッラヌス
  第一節 十一・十二世紀における教皇カペッラヌス
  第二節 十三世紀における教皇カペッラヌス
  第三節 職務
  第四節 給養
  第五節 その他の教皇礼拝堂関係者
第七章 侍従・近習・教皇付騎士・使用人・運送官・守衛
  第一節 侍従・近習・教皇付騎士・使用人・運送官
  第二節 守衛
第八章 家政機関-四つの宮中職
  第一節 厨房
  第二節 パン焼き所
  第三節 酒蔵
  第四節 厩舎
第Ⅲ部 教皇庁関係団体
第九章 教皇庁付属大学
  第一節 教皇庁付属大学の設立
  第二節 神学講師
  第三節 法学講師
  第四節 神学講師が教皇庁役人になる時期
  第五節 学位授与の問題
第十章 聖歌隊
  第一節 中世中期の聖歌隊に関する史料の証言
  第二節 十三世紀における聖歌隊の構成、給養および名称
終章 役人と家人、ローマと脱ローマ
  第一節 役人と家人-セルヴィティアを手掛かりとして
  第二節 ローマと脱ローマ-教皇庁構成員の給養にもとづく考察
  第三節 ローマと脱ローマ-教皇庁の移動がもたらした教会論上の意義
結論