伊坂 道子/著 -- イサカ,ミチコ -- 岩田書院 -- 2013.10 -- 521.818

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 521.8/イ013 0115041329 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 芝増上寺境内地の歴史的景観
書名カナ シバ ゾウジョウジ ケイダイチ ノ レキシテキ ケイカン
副書名 その建築と都市的空間
シリーズ名 近世史研究叢書
著者 伊坂 道子 /著  
著者カナ イサカ,ミチコ
出版地 東京
出版者 岩田書院
出版者カナ イワタ ショイン
出版年 2013.10
ページ数 335p
大きさ 22cm
シリーズ名 近世史研究叢書
シリーズ名カナ キンセイシ ケンキュウ ソウショ
叢書巻次 36
一般件名 増上寺
内容紹介 江戸時代の増上寺の境内には壮大な伽藍のみならず、幕府から一宗への伝達機構や、僧侶の養成機関がおかれていた。旧境内の各所に残存している遺構を再発見し、古記録や古写真からその発祥を繙く。増上寺旧境内地区の地図つき。
NDC分類(9版) 521.818
ISBN 4-87294-801-1
ISBN13桁 978-4-87294-801-1
定価 ¥8800

目次

序章 増上寺旧境内地区における歴史的景観の特質
  1 寺社地に残存する江戸の景観と東京研究
  2 都市・寺院・増上寺に関する先行研究と本書
  3 江戸三大寺院の視点から
  4 増上寺旧境内地区の歴史的景観の特色
  5 各章の構成と研究の目的
第1章 境内の移りかわり
  1 『三縁山志』と著者摂門
  2 増上寺の創建/徳川氏入国以前の江戸・貝塚
  3 徳川家康の関東入国と源誉存応(普光観智国師)
  4 芝へ移転/江戸の郊外へ
  5 創生期の芝増上寺と山内寺院/東向きの伽藍配置
  6 寛永期の隆盛/南廟造営と別当の成立/坊中の増加
  7 三蓮社の成立/江戸市街の拡張
  8 清揚院霊廟と境内西後方の山内寺院
  9 北廟造営と境内再編成
第2章 山内寺院の職掌分化からみた建造物形式
  1 用語としての子院と塔頭/その成立と変遷
  2 『三縁山志』による山内寺院の職掌の分類
  3 配当にみる坊中と別当の生活基盤の差異
  4 初めて明らかにされた将軍家菩提寺の山内寺院群
  5 幕末の山内
  6 学寮の建造物
  7 恭敬院・曼陀羅堂・地方役所の建造物
  8 職掌ごとの建造物の修復/御修理料と坊中用金
  9 幕末から明治へ
第3章 旧山内寺院建造物調査
  1 常照院土蔵(あかん堂/本堂内陣)
  2 心光院表門
  3 廣度院表門と練塀
  4 過去からの伝言/登録有形文化財となった建造物
第4章 妙定院の創立経緯と堂舎の変遷
  第一節 増上寺別院草創期における別院と学寮/境内の様相
  1 別院の成立と個別の信仰対象堂舎の建築
  2 妙誉定月時代の山内
  3 妙定院の建築のはじまり
  4 建立以後の妙定院と山下谷
  5 小結/妙定院建立にみた山内の様相
  第二節 江戸期の妙定院堂舎成立と来歴
  1 増上寺別院の堂舎構成
  2 妙定院境内と堂舎
第5章 霊廟の修復と儀式
  1 台徳院霊廟の成立・造営と空間構成
  2 文政十二年・台徳院御霊屋修復記録から
  3 嘉永元年の修復記から
  4 明治以降の動向
  5 台徳院霊廟最後の証人
第6章 将軍参詣と法会
  1 増上寺北廟/文昭院と有章院
  2 法会に際しての準備/御成道整備
  3 霊廟の設営/仮設空間「御張出」
  4 将軍参詣当日の法会
  5 法会の副動線と御供所の役割
  6 地名となった御成門
第7章 明治期の増上寺旧境内
  1 明治初年の混乱期
  2 過渡期/諸機関と公園の併存
  3 開かれてゆく芝公園/明治中後期
終章 御成道と大門通りの今
  1 ふたたび江戸三大寺院において/近世から近代へ
  2 増上寺旧境内地区における歴史的景観の評価と研究成果
  3 今後の課題/江戸の前線から、東京開発の前線へ