松浦 章/著 -- マツウラ,アキラ -- 思文閣出版 -- 2013.10 -- 222.058

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 222.0/マ013 0115031593 一般図書   在架

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県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世中国朝鮮交渉史の研究
書名カナ キンセイ チュウゴク チョウセン コウショウシ ノ ケンキュウ
著者 松浦 章 /著  
著者カナ マツウラ,アキラ
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2013.10
ページ数 8,302,13p
大きさ 22cm
一般件名 中国-歴史-明時代 , 中国-歴史-清時代 , 中国-対外関係-朝鮮-歴史 , 朝鮮-歴史-李朝時代
内容紹介 明代、清代の中国と朝鮮王朝との交渉について、赴京使や船舶の漂着問題等、従来看過されていた問題を取り上げ、陸路と海路の両面から考察する。
NDC分類(9版) 222.058
ISBN 4-7842-1709-0
ISBN13桁 978-4-7842-1709-0
定価 ¥6000

目次

序章
  一 緒言
  二 朝鮮王国の北京への使節派遣
  三 本書の課題
第一部 朝鮮使節の北京への道程
第一章 袁崇煥と朝鮮使節
  一 緒言
  二 朝鮮朝貢路の変更
  三 朝鮮使節の見た袁崇煥
  四 小結
第二章 朝鮮使節の記録に見る北京の会同館
  一 緒言
  二 明代の会同館
  三 清代の会同館
  四 会同館における諸行事
  五 小結
補論 朝鮮使節が宿泊した北京の智化寺
  一 緒言
  二 智化寺と王振
  三 智化寺と朝鮮使節
  四 小結
第三章 朝鮮使節の客死
  一 緒言
  二 朝鮮使節の北京への行程
  三 朝鮮使節の客死と清朝の対応
  四 小結
第二部 朝鮮情報から見る中国
第一章 明朝末期における朝鮮使節の見た北京
  一 緒言
  二 明末における朝鮮使節の朝貢路
  三 朝鮮使節の見た明朝末期の北京
  四 朝鮮使節の見た後金・清の動向
  五 小結
第二章 清代朝鮮使節の台湾情報・林爽文の乱
  一 緒言
  二 清代台湾の林爽文の乱
  三 清代朝鮮使節の得た林爽文の乱情報
  四 小結
第三章 朝鮮国に伝えられた康煕帝の訃報
  一 緒言
  二 康煕帝の遺詔と雍正帝の登極詔
  三 清朝朝貢国に伝わった康煕帝の訃報
  四 日本に舶載された康煕帝の遺詔と雍正帝の登極詔
  五 小結
第四章 乾隆太上皇の死と朝鮮使節
  一 緒言
  二 嘉慶四年の朝鮮使節
  三 乾隆太上皇の遺詔
  四 小結
第三部 中国漂着朝鮮船と朝鮮漂着中国船
第一章 明代中国に漂着した朝鮮船
  一 緒言
  二 明代における朝鮮船の中国漂着
  三 万暦三十九年台州漂着朝鮮漁船について
  四 小結
第二章 中国船の朝鮮漂着
  一 緒言
  二 朝鮮王朝時代における漂着中国船の事例
  三 清入関後の明船の漂着をめぐって
  四 「漂入問答」について
  五 小結
  <影印>漂人問答
第三章 清末上海沙船の朝鮮漂着に関する一史料
  一 緒言
  二 『各司謄録』所載の漂着中国帆船
  三 漂着船の記録
  四 小結
第四部 黄海の交渉史
第一章 天啓期における毛文龍占拠の皮島
  一 緒言
  二 毛文龍の皮島占拠
  三 毛文龍支配下の皮島
  四 小結
第二章 康煕盛京海運と朝鮮賑済
  一 緒言
  二 康煕盛景海運
  三 清朝の朝鮮賑済
  四 小結
第三章 清末山東半島と朝鮮仁川との帆船航運
  一 緒言
  二 清代山東沿海の航運
  三 光緒十年朝鮮仁川入港の中国帆船と山東煙台との航運
  四 小結
終章 近世中国と朝鮮国との交渉史の意義