遠藤 利彦/著 -- エンドウ,トシヒコ -- 東京大学出版会 -- 2013.8 -- 141.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 141.6/エ013 0115024044 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 「情の理」論
書名カナ ジョウ ノ リ ロン
副書名 情動の合理性をめぐる心理学的考究
著者 遠藤 利彦 /著  
著者カナ エンドウ,トシヒコ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.8
ページ数 3,359p
大きさ 22cm
一般件名 情動
内容紹介 「情動」は「理性」とは対極にあるものなのか。情動と理性の対立的な構図を抜本的に見直し、その機能性と法則性という視座から、情動の本性および基体に関して論じ、「情」の本性に迫る。
NDC分類(9版) 141.6
ISBN 4-13-011140-9
ISBN13桁 978-4-13-011140-9
定価 ¥5400

目次

序章
第Ⅰ部 情がもたらす理
第1章 情動とは何か,いかに見なされてきたか
  1.1.情動観の変遷
  1.2.情動とは何か
第2章 情動の機能性について考える
  2.1.個体内現象として見る情動の働き
  2.2.個体間現象として見る情動の働き
  2.3.ポジティヴな情動の働き
第3章 表情がもたらすものとは何か
  3.1.表情は情動を映す鏡か
  3.2.表情は情動に関する情報をどれだけ,またどのように発するのか
  3.3.構成要素的アプローチにおける表情
第4章 情動の発達・情動が拓く発達
  4.1.情動はいかに発達するか
  4.2.情意理解の礎としての社会的感性
  4.3.視線と表情の理解が拓く発達的可能性
  4.4.パーソナリティのオーガナイザーとしての情動
第5章 情動の両刃性について考える
  5.1.合理的でも非合理的でもある情動
  5.2.様々な理論的視座から見る情動の合理性・非合理性
第6章 「情の理」を活かす-「情動的知能」再考
  6.1.「情動的知能」をめぐる狂騒
  6.2.「情動的知能」とは何か,それはどうあるべきか
  6.3.「情の理」からEIを再考する
  6.4.EIを育む-真に情動的に賢くなることとは
第Ⅱ部 情をささえる理
第7章 情動はいかに生み出されるか
  7.1.身体と情動-身体的変化・生理的覚醒から見る情動の生起
  7.2.認知と情動-認知的評価理論から見る情動の分岐的発生
  7.3.認知的評価を介さない情動の発動
  7.4.情動生起のマルチパス
第8章 自己と情動-その密なる関係性を探る
  8.1.自己意識的情動というファジーなカテゴリー
  8.2.自己と情動
  8.3.改めて自己意識的情動とは何か
第9章 情動の進化論
  9.1.心的モジュールあるいはその束ねとしての情動
  9.2.進化的適応プログラムとしての基本情動
  9.3.自己意識的情動の進化
  9.4.基本情動理論の陥穽
第10章 情動の文化論
  10.1.情動の文化的バリエーション
  10.2.文化は情動をいかに構成するのか
  10.3.文化は情動の何を構成するのか
  10.4.文化が情動を構成するとはそもそもどういうことなのか
第11章 情動の究極の基体とは何か
  11.1.情動の発動および経験をめぐる3つの理論的立場
  11.2.コンポーネント・プロセス・モデルに見る情動の本性
  11.3.進化と文化-その織りなす綾
終章