穂積 裕昌/著 -- ホズミ,ヒロマサ -- 雄山閣 -- 2013.7 -- 175.8

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 175.8/ホ013 0114980923 一般図書   在架
奄美一般 2階閲覧室 175.8/ホ013 0211489539 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 伊勢神宮の考古学
書名カナ イセ ジングウ ノ コウコガク
著者 穂積 裕昌 /著  
著者カナ ホズミ,ヒロマサ
出版地 東京
出版者 雄山閣
出版者カナ ユウザンカク
出版年 2013.7
ページ数 208p
大きさ 21cm
一般件名 伊勢神宮 , 神道考古学
内容紹介 成立時期、成立地、成立要件をめぐって議論百出する伊勢神宮。内宮神域出土滑石製模造品や高倉山古墳など、神宮関係の考古資料を南伊勢の考古学的状況のなかへ位置づけることから、神宮創祀の実相に迫る。
NDC分類(9版) 175.8
ISBN 4-639-02274-9
ISBN13桁 978-4-639-02274-9
定価 ¥2800

目次

第一章 神宮成立をめぐる研究史と論点
  1 考古資料で何を問題とするのか
  2 伊勢神宮を記した文献
  3 『日本書紀』が語る伊勢神宮成立のシナリオ
  4 伊勢大神をめぐって
  5 神宮成立の時期と場所をめぐる論点
  6 創祀時期に関する諸説
  7 神宮成立地に関する諸説
  8 なにをもって「伊勢神宮」の成立要件とするのか
第二章 神宮成立に関する考古学的論点
  1 伊勢の地の弥生・古墳期「不毛の地」説
  2 内宮神域から出土する滑石製模造品の問題
  3 内宮御神体(八咫鏡)を包む御船代の問題
  4 神宮神宝の問題
  5 神宮正殿建物の問題
  6 高倉山古墳の問題
  7 ヤマトから伊勢に至る「ルート」
  8 東国へ向かう湊
  9 研究史にみる論点整理と課題
第三章 アザカ山とサルタヒコ
  1 サルタヒコを祀る山
  2 アザカをめぐる考古学的状況とその信仰
  3 一志郡域の考古学的特質
  4 藤形片樋宮と高茶屋大垣内遺跡
  5 「藤形」エリアの評価
  6 まとめ
第四章 南伊勢の古墳時代
  1 一志郡域に前方後方墳群出現-四世紀代の首長墳-
  2 伊勢最大の前方後円墳、宝塚一号墳の築造-五世紀前半から中葉の首長墳-
  3 北伊勢との関連性-ヤマトタケル伝承を介して-
  4 宝塚一号墳出土の船形埴輪にみる象徴性
  5 玉城丘陵の帆立貝形古墳-五世紀後半代の首長墳-
  6 伊勢・伊賀の首長墳系譜との対比
  7 不明な部分が多い六世紀代の首長墳
  8 外宮南側の巨石墳、高倉山古墳-六世紀末〜七世紀初頭の首長墳-
  9 斎宮至近に築造された坂本一号墳-七世紀代の首長墳-
第五章 神島と多気郡
  1 鳥羽市神島の特異な遺物群
  2 神島・八代神社所蔵品の位置づけ
  3 東国へ至る潟港ネットワークの形成
  4 海上交通と祭祀
  5 『万葉集』にみる多気郡と神島
  6 まとめ
第六章 考古学からみた伊勢神宮の成立
  1 南伊勢諸地域の考古学的特質
  2 伊勢神宮成立論と考古資料の位置づけ
  3 まとめ
第七章 伊勢神宮からみた考古学
  1 神宮祭祀と祭祀遺跡
  2 遷宮祭と神宮神宝
  3 日別朝夕大御饌祭と由貴大御饌
  4 祭祀終了後の措置
  5 瀧祭神と川のマツリ
  6 上御井神社をめぐって
  7 伊勢神宮の視点を考古学へ
終章 伊勢神宮と仏教浸透
  1 はじめに
  2 伊勢大神宮寺の成立と移転
  3 神郡内の古代寺院
  4 神宮における仏教忌避
  5 東寺領川合庄・大国庄の成立-神郡と寺院勢力の接触-
  6 近長谷寺資財帳にみる寺院
  7 仏に帰依する神宮神官
  8 神宮神官と経塚の造営
  9 西行と伊勢神宮