梶原 克彦/著 -- カジワラ,カツヒコ -- 晃洋書房 -- 2013.4 -- 234.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 234.6/カ013 0114972193 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル オーストリア国民意識の国制構造
書名カナ オーストリア コクミン イシキ ノ コクセイ コウゾウ
副書名 帝国秩序の変容と国民国家原理の展開に関する考察
著者 梶原 克彦 /著  
著者カナ カジワラ,カツヒコ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2013.4
ページ数 4,203,4p
大きさ 22cm
一般件名 オーストリア-歴史 , 政治意識 , 国民国家
内容紹介 カトリック系保守派のオーストリア国民意識問題に関する論考をまとめた本。大戦間期オーストリアのカトリック系政治家の国家論や、オーストリアにおけるナショナルなプライドとアンデンティティの問題などについて論じる。
NDC分類(9版) 234.6
ISBN 4-7710-2444-1
ISBN13桁 978-4-7710-2444-1
定価 ¥2500

目次

序章 大戦間期オーストリアのカトリック保守派と国制
第一章 I・ザイペルと<ライヒの理念>
  はじめに
  第一節 帝国の近代化と民族の諸相
  第二節 多民族帝国における国家と民族
  第三節 民族自治による帝国改編案
  おわりに
第二章 I・ザイペルと<一民族二国家論>
  はじめに
  第一節 大国から小国へ
  第二節 ライヒ論の行方
  第三節 小国への幻滅
  第四節 一民族二国家論と広域秩序の模索
  第五節 ライヒと民族
  おわりに
第三章 E・ドルフースと<ドイツ性>
  はじめに
  第一節 「誰も望まなかった国」から「祖国」へ
  第二節 前線世代の青年期
  第三節 <ドイツ性>とは何か?
  おわりに
第四章 K・v・シュシュニックと<オーストリアの使命>
  はじめに
  第一節 <オーストリア・イデオロギー>と伝統的国家像
  第二節 伝統的国家像と反近代の思想
  第三節 意図せざる「国民」形成の試み
  第四節 第二次大戦後の国民国家形成とシュシュニック
  おわりに
第五章 A・ザイス=インクヴァルトと<ゲルマン帝国>
  はじめに
  第一節 人種という考え方
  第二節 「合邦」という選択肢の登場
  第三節 独立の論拠としてのライヒ
  第四節 併合からゲルマン帝国へ
  おわりに
第六章 大戦間期の経験と戦後における国民意識形成
  はじめに
  第一節 ナチス・ドイツ期とレジスタンス神話
  第二節 第二次大戦後における国民意識形成
  おわりに