石神 裕之/著 -- イシガミ,ヒロユキ -- 慶應義塾大学出版会 -- 2013.4 -- 387.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 387.6/イ013 0114976517 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世庚申塔の考古学
書名カナ キンセイ コウシントウ ノ コウコガク
著者 石神 裕之 /著  
著者カナ イシガミ,ヒロユキ
出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2013.4
ページ数 7,243p
大きさ 27cm
一般件名 庚申信仰
内容紹介 近世以降の社会の実態の痕跡を現代に伝える庚申塔。碑面に青面金剛、地蔵菩薩、三猿などが彫られた、さまざまな形状の庚申塔の考古学的分析を行い、近世日本人の心性、信仰、紐帯から都市・農村の空間と交通の実態にまで迫る。
NDC分類(9版) 387.6
ISBN 4-7664-2041-8
ISBN13桁 978-4-7664-2041-8
定価 ¥7400

目次

序章 近世庚申塔研究の目的
  1 歴史学としての近世庚申塔研究
  2 近世庚申塔とは何か
  3 庚申塔のもつ多様な資料性
  4 庚申塔による歴史復元の可能性
第1章 既往研究の概要と視座
  1 石造物研究の歩みと近世石造遺物
  2 戦前期における庚申塔研究
  3 戦後期における庚申塔研究
  4 近世庚申塔研究の視座
第2章 石塔形態に対する型式学的分析
  1 問題の所在
  2 分析方法の検討及び資料の集成
  3 東京都区部における型式学的分析
  4 東京周辺地域の庚申塔に対する型式学的分析
  5 石塔形態に対する考古学的分析の要約
第3章 近世庚申塔の主尊に対する考古学的分析
  1 問題の所在
  2 庚申塔の像容に対する定量的分析
  3 像容に対する定量的分析の要約
  4 像容と石塔型式の関係性
  5 結語
第4章 近世庚申塔にみる施主名称の史的変遷
  1 問題の所在
  2 庚申塔の施主分析の研究史
  3 近世庚申塔の施主名称の概要と集成
  4 施主名称の定量的分析
  5 庚申塔研究による近世村落史への接近
第5章 近世庚申塔にみる造立期日銘の検討
  1 問題の所在
  2 東京都区部の造立月銘の計量的分析
  3 造立日の計量的分析と庚申日との関係
  4 結語
第6章 武蔵国荏原郡馬込村の庚申塔施主
  1 問題の所在
  2 馬込村の支配関係と地理的環境
  3 馬込村の庚申塔
  4 寺郷谷の天保11年庚申塔にみる施主の社会関係
  5 結語
第7章 近世庚申塔造立習俗の展開と村落社会の変化
  1 問題の所在
  2 流行型式の普及と運輸機構の整備
  3 近世前期の庚申塔増加の背景-青面金剛と講中-
  4 庚申塔造立習俗の普及と村落社会
  5 結語
第8章 近世後期の庚申塔にみる石造遺物の盛衰
  1 問題の所在
  2 庚申塔の減少と造立目的の多様化
  3 近世後期の富士信仰の流行と庚申信仰の変化
  4 庚申塔にみる石塔文化の盛衰と近世村落社会
  5 結語
終章 近世庚申塔研究の地平