水溜 真由美/著 -- ミズタマリ,マユミ -- ナカニシヤ出版 -- 2013.4 -- 379.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 379.6/ミ013 0114983372 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 『サークル村』と森崎和江
書名カナ サークルムラ ト モリサキ カズエ
副書名 交流と連帯のヴィジョン
著者 水溜 真由美 /著  
著者カナ ミズタマリ,マユミ
出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2013.4
ページ数 8,402,9p
大きさ 20cm
一般件名 サークル活動 , 労働運動-日本
内容紹介 彼らは時代の変化のなかで、どのような選択を行ったのか。分断と格差、二重構造を越える横断的な連帯を構想した、1950年代に始まった「サークル村」。谷川雁、上野英信、森崎和江を中心に、その連帯のヴィジョンを探る。
NDC分類(9版) 379.6
ISBN 4-7795-0755-7
ISBN13桁 978-4-7795-0755-7
定価 ¥3800

目次

序章 『サークル村』と一九五〇年代の労働運動
  一 本書の背景
  二 一九五〇年代における労働運動の状況
  三 『サークル村』の描いたヴィジョン
第Ⅰ部 炭鉱労働者のサークル運動
第一章 炭鉱のサークルと労働組合
  一 炭鉱におけるサークル運動の盛衰
  二 サークルと労働運動
  三 労働組合によるサークル支援
  おわりに
第二章 炭鉱労働者の文学サークル運動
  一 各地の文学サークル誌
  二 サークル誌のなかの炭鉱
  おわりに
第三章 炭鉱労働者のうたごえ運動
  一 炭鉱のうたごえサークル
  二 うたごえ祭典
  三 闘いとうたごえ
  四 炭鉱で歌われた労働歌
  おわりに
第Ⅱ部 『サークル村』の運動と思想
第一章 谷川雁のサークル構想
  一 共同体とサークル
  二 オルタナティヴとしてのサークル
  三 分断と交流
  おわりに
第二章 サークル・ネットワークとしての『サークル村』
  一 九州・山口のサークル・ネットワーク
  二 中間周辺のサークル・ネットワーク
  おわりに
第三章 全国交流誌と『サークル村』
  一 全国交流誌の理念と構想
  二 先駆けとしての『サークル村』
  おわりに
第四章 谷川雁と三池闘争
  一 転機としての三池闘争
  二 「定型の超克」
  おわりに
第五章 労働者の横断的連帯を夢見て
  一 『追われゆく坑夫たち』まで
  二 中小炭鉱の労働者の孤立
  三 炭鉱における「二重構造」
  おわりに
第Ⅲ部 森崎和江における「交流」の思想
第一章 同化型共同性の拒絶
  一 同化型共同性への批判
  二 近代日本と炭鉱
  三 『サークル村』と大正闘争
  おわりに
第二章 森崎和江の女性論
  一 女性交流誌『無名通信』
  二 『第三の性』
  おわりに
第三章 「筑豊」を問い直す
  一 大正闘争後の筑豊
  二 おきなわを考える会/『わが「おきなわ」』
  三 九州活動者連合準備会/『九州通信』
  おわりに
第四章 近代日本の越境者
  一 越境者の系譜とからゆきさん
  二 からゆきさんと日本のアジア侵略
  三 出会いの経験を糧として
  おわりに