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    福島安紀子
ハイライト

仁科 エミ/編著 -- ニシナ,エミ -- 放送大学教育振興会 -- 2013.3 -- 761.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 761.1/ニ013 0114979875 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 音楽・情報・脳
書名カナ オンガク ジョウホウ ノウ
シリーズ名 放送大学大学院教材
著者 仁科 エミ /編著, 河合 徳枝 /編著  
著者カナ ニシナ,エミ
出版地 東京
出版者 放送大学教育振興会
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2013.3
ページ数 245p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名カナ ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
シリーズ名 放送大学大学院文化科学研究科
シリーズ名カナ ホウソウ ダイガク ダイガクイン ブンカ カガク ケンキュウカ
一般件名 音楽 , 情報科学 ,
内容紹介 「音楽」「情報」「脳」を緊密に連携させた研究の実例について、その具体的な内容を紹介することを通じて、音楽に情報学的にアプローチする方法論独自の有効性と射程を示す。
NDC分類(9版) 761.1
ISBN 4-595-14005-1
ISBN13桁 978-4-595-14005-1
定価 ¥2700

目次

1 音楽と情報学、音楽と脳科学
  1.情報現象、生命現象としての音楽
  2.音楽・情報・脳を架橋する試み
  3.本教材の構成
2 聴く脳・見る脳の仕組み
  1.脳神経系の構造と機能
  2.人間の脳機能を調べる
  3.「聴く脳」「見る脳」の構造と機能
3 感動する脳の仕組み
  1.情動神経系の構造と機能
  2.情動・感性神経系の役割
  3.美と快の反応を脳画像で捉える
4 音楽を感じる脳は変化を感じる脳
  1.音楽を生物学の視点から捉える
  2.音楽の連続非定常性へのアプローチ
  3.音のゆらぎを捉える脳の仕組み
  4.絶対音感と言葉の脳
5 音の情報構造を可視化する手法
  1.音楽の記号化=楽譜の多様性
  2.脳内感覚に基づく音楽の記号化
  3.五線記譜法が導いた「視覚決定性音楽」
  4.音の情報構造を可視化する情報学の手法
6 感性脳を活性化する超知覚情報
  1.発端はレコーディングスタジオに
  2.ブレイクスルーをもたらした音源と装置
  3.脳波を指標とする動的応答解析
  4.心理実験法の再構築とその成果
  5.脳血流計測解析と二次元知覚モデル
  6.生理活性物質の動態解析
  7.最適音量調整法を応用した行動的評価法による検討
  8.超高周波を受容する組織器官の探索
7 音楽に使われる音の多様性
  1.音の多様性へのアプローチ
  2.音の多様性を捉えるための情報学的手法
  3.音楽に使われる音の情報物理構造
  4.まとめ
8 日本伝統音楽の超知覚構造
  1.尺八の響きの情報構造
  2.琵琶の響きの情報構造
  3.日本伝統音楽の情報学的特徴
9 共同体を支える音楽
  1.狩猟採集民の音楽
  2.アフリカの共同体の音楽
  3.ユーラシアの共同体の音楽
  4.共同体を支える音楽の特徴
10 人類の遺伝子に約束された快感の情報
  1.快感を発生させる脳のメカニズム
  2.感性情報受容の<本来-適応モデル>
  3.学習が不要な本来性の快感誘起情報
  4.霊長類の遺伝子にプリセットされた快感のシグナル<威嚇>
11 音楽による共同体の自己組織化
  1.脳の報酬系と懲罰系による行動制御
  2.報酬系主導の自己組織化
  3.ガムランの自己組織化の仕組み
  4.ケチャを構成する類ない自己組織化の仕組み
12 トランスの脳科学〜感性情報は人類をどこまで飛翔させるか
  1.祝祭儀礼の感性情報によって誘導されるトランス
  2.トランスの実体に迫るアプローチ法
  3.トランスの生理的背景
  4.トランスの着火装置〜バリ島の人びとの究極的な伝統の叡智
13 コンピューターと音楽
  1.コンピューターの実用化と音楽への応用
  2.MIDI
  3.サンプリング周波数とメディア規格の変遷
14 人類本来のライフスタイルと音楽
  1.狩猟採集というライフスタイルになぜ注目するのか
  2.ムブティとパレストリーナのポリフォニーの共通性
  3.高度な適応を求める音楽の例-十二音音楽
  4.<本来-適応モデル>からみた音楽と環境音
15 情報学がひらく音楽の新しい可能性
  1.脳科学・情報学の可能性と「神経神話」の克服
  2.「音楽」「情報」「脳」の架橋をはばむもの