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    海洋博覧会記念公園管理財団
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鈴木 智之/著 -- スズキ,トモユキ -- 晶文社 -- 2013.3 -- 910.268

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/メ013 0114939390 一般図書   在架
奄美一般 郷土資料コーナー K90/メ013 0230266546 郷土資料   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 眼の奥に突き立てられた言葉の銛
書名カナ メ ノ オク ニ ツキタテラレタ コトバ ノ モリ
副書名 目取真俊の<文学>と沖縄戦の記憶
著者 鈴木 智之 /著  
著者カナ スズキ,トモユキ
出版地 東京
出版者 晶文社
出版者カナ ショウブンシャ
出版年 2013.3
ページ数 208p
大きさ 20cm
一般件名 沖縄問題
内容紹介 あえて「悪意」の表出を鼓舞する目取真文学。その言葉は「私」たちの眼の奥に突き立てられる「銛」である-。沖縄出身の作家・目取真俊の初期短編小説から長編「眼の奥の森」までに至る諸作品の「社会批評的読解」の試み。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-7949-6798-5
ISBN13桁 978-4-7949-6798-5
定価 ¥2000

目次

序 目取真俊を読むということ
  はじめに
  コンタクトゾーン(として)の文学
  記憶実践としての<文学>
  「私」という読み手
第1章 雛の一撃
  1.<弱さ>の形象
  2.予感、あるいは瞳孔を貫かれた魚
  3.雛、あるいは「不在」の胎児の一撃
  4.ボケ、穢れ、記憶
  5.秩序と身体-目取真俊における物語の原型
第2章 寓話的悪意
  1.『水滴』(一九九七年)-物語の構造と語りの修辞的構成
  2.『魂込め』(一九九八年)-物語の構造と修辞的構成
  3.記憶との闘争
  4.集合的記憶との二重の係争関係
  5.「沖縄戦の記憶」と外部のまなざし
  6.アレゴリーと暴力-指し示されたものと隣接するもの
第3章 顔のない記憶
  1.記憶実践としての文学
  2.文学的身構え
  3.『伝令兵』というテクスト
  4.状況の寓意としての「伝令兵」-ひとつの政治的読解の可能性
  5.作動する「機械」としての伝令兵-もうひとつの政治的読解の試み
  6.他者の記憶への回路-「幽霊話」としての『伝令兵』
第4章 輻輳する記憶
  1.視角の複数性/出来事の揺るぎなさ
  2.<ヴィジョン>の獲得
  3.暴力の連鎖の中で
  4.その<声>は今も聞こえる
  5.<声>の記譜法
  6.小説-<声>の浮上回路としての