村石 正行/著 -- ムライシ,マサユキ -- 思文閣出版 -- 2013.2 -- 210.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.4/ム013 0114941834 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世の契約社会と文書
書名カナ チュウセイ ノ ケイヤク シャカイ ト モンジョ
著者 村石 正行 /著  
著者カナ ムライシ,マサユキ
出版地 京都
出版者 思文閣出版
出版者カナ シブンカク シュッパン
出版年 2013.2
ページ数 6,317,27p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-中世 , 土地所有-歴史 , 契約
内容紹介 中世の土地所有における契約関係の特質について、買券や書分など「契約文書」としての土地所有関係文書や、文書目録、禅僧法語といった史料を用いて、文書の様式・機能の観点から考察をおこない究明する。
NDC分類(9版) 210.4
ISBN 4-7842-1668-0
ISBN13桁 978-4-7842-1668-0
定価 ¥7500

目次

序章 契約における文書の作成
  はじめに
  一 本書に関わる研究史
  二 本書の視角
第一部 中世の契約と文書の作成
第一章 売買における双方向の契約文書
  はじめに
  一 古代的売買券から中世的売券への転換
  二 「売券」を「買券」と称すること
  三 売買契約の場における売主・買主
  四 買主を主体とした文書の作成
  小括
第二章 中世の借用と預状の作成
  はじめに
  一 「預り状」と「預け状」
  二 預け状の形態
  三 預け状の作成
  小括
第三章 処分状の作成
  はじめに
  一 処分状の形態
  二 処分状と「書分」
  三 権利証文の作成と書分
  小括
第二部 売寄進と同日付売券・寄進状の作成
第四章 売買契約と売寄進
  はじめに
  一 売寄進状の実態
  二 買得即時寄進型売寄進と「仲介者」
  三 買得即時寄進型売寄進における買得と上分寄進
  小括
第五章 長楽寺復興運動と売寄進
  はじめに
  一 長楽寺における土地売買契約文書
  二 長楽寺の復興と売寄進
  小括
第六章 洞松寺文書にみる売寄進と在地社会
  はじめに
  一 備中洞松寺と伝来文書
  二 備中洞松寺文書における売寄進
  三 毛利領国下の検地と打渡坪付
  四 「洞松寺文書」に見える庄氏
  小括
第三部 中世後期禅宗寺院における文書目録作成と契約文書
第七章 中世後期曹洞宗寺院の地方伝播
  はじめに
  一 信濃における禅宗史
  二 十五世紀信濃国における曹洞宗の広がり
  三 如仲天【ギン】とその法灯
  小括
第八章 中世後期地方曹洞宗寺院にみる仏事興行と文書目録の作成
  はじめに
  一 如仲天【ギン】の系譜
  二 洞松寺文書中の「文書目録」
  三 目録に見える追善のあり方
  小括
附論 北高全祝と龍雲寺
  はじめに
  一 戦国大名武田氏と曹洞宗寺院の統制
  二 北高全祝法語と在地社会における曹洞宗の受容
  小括
第九章 中世後期臨済宗寺院にみる土地集積と文書目録の作成
  はじめに
  一 臨済宗西岸寺の伝来史料
  二 西岸寺と在地社会
  三 寺院の土地集積と目録の作成
  四 西岸寺文書目録の作成目的
  小括
終章
  一 契約と文書交換
  二 寄進と売買契約としての売寄進
  三 宗教文書にみる契約と信仰
  四 中世の契約の双方向性