田村 景子/著 -- タムラ,ケイコ -- 勉誠出版 -- 2012.11 -- 912.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 912.6/タ012 0114918527 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 三島由紀夫と能楽
書名カナ ミシマ ユキオ ト ノウガク
副書名 『近代能楽集』、または堕地獄者のパラダイス
著者 田村 景子 /著  
著者カナ タムラ,ケイコ
出版地 東京
出版者 勉誠出版
出版者カナ ベンセイ シュッパン
出版年 2012.11
ページ数 281p
大きさ 20cm
一般件名 近代能楽集
内容紹介 戦後の虚妄を凝視し、能楽の“生の否定”を堕地獄者のドラマ「近代能楽集」へと脱構築した三島由紀夫の試みを、全9作品にそくして丹念にたどる。“生きづらさ”を生きぬくポスト・セカイ系世代の新鋭による三島=能楽論。
NDC分類(9版) 912.6
ISBN 4-585-29046-9
ISBN13桁 978-4-585-29046-9
定価 ¥2800

目次

第1部 近代における「能楽」の発見から三島由紀夫の能楽受容まで
  第1章 近代における能楽表象
  第2章 三島由紀夫の能楽受容
第2部 『近代能楽集』、全作品を読む
  第1章 能楽における「生の否定」の発見 「邯鄲」論
  第2章 絶望のもう一つ先の「美」へ 「綾の鼓」論
  第3章 認識者と実践者、その葛藤の帰趨 「卒塔婆小町」論
  第4章 救いなき死の受容 「葵上」論
  第5章 不幸と狂気の美的結晶体 「班女」論
  第6章 覚醒した紅い唇の女 「道成寺」論
  第7章 滅亡前の雨降る暗がりへ 「熊野」論
  第8章 「この世のをはりの焰」は消えない 「弱法師」論
  第9章 切り捨てられた供養 「源氏供養」論