仲正 昌樹/著 -- ナカマサ,マサキ -- 作品社 -- 2012.10 -- 941.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 941/ナ012 0114898562 一般図書   貸出中
奄美一般 郷土資料コーナー K94/ナ012 0230272726 郷土資料   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 1 0
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 危機の詩学
書名カナ キキ ノ シガク
副書名 ヘルダリン、存在と言語
著者 仲正 昌樹 /著  
著者カナ ナカマサ,マサキ
出版地 東京
出版者 作品社
出版者カナ サクヒンシャ
出版年 2012.10
ページ数 649p
大きさ 22cm
内容紹介 ツイッター、ブログ、SNSなど、加速する高度情報化社会に、ますます言葉は乏しく、存在は不在となる。「私」にとっての思考と創造の源泉、現代思想の根本問題=「言語」の難問を抉り、世界と主体の再創造を探求する。
NDC分類(9版) 941.6
ISBN 4-86182-401-2
ISBN13桁 978-4-86182-401-2
定価 ¥6800

目次

序章 ポスト・モダンとヘルダリン
Ⅰ章 ヘルダリンの危機意識と近代合理主義
  Ⅰ節 乏しき時代の詩人
  Ⅱ節 自我意識と自然
Ⅱ章 ドイツ観念論とヘルダリンの<根源>の思想
  Ⅰ節 自我中心主義哲学との対決
  Ⅱ節 不在の存在と主体の死
  Ⅲ節 ヘルダリンと初期ロマン派
Ⅲ章 ヘルダリンの言語哲学
  Ⅰ節 言語の詩的本質
  Ⅱ節 詩的言語と<存在>
Ⅳ章 ハイデガーのヘルダリン解釈をめぐって
  Ⅰ節 表象空間の<超克>
  Ⅱ節 詩的エクリチュールにおける言語の自律性
  Ⅲ節 <存在の樹立>か<総合的判断への抵抗>か?
Ⅴ章 ヘルダリンのドイツ性と祖国的転回
  Ⅰ節 ヘルダリンと<祖国>
  Ⅱ節 <祖国的なもの>の自己解体
Ⅵ章 ヘーゲルとヘルダリン
  Ⅰ節 初期ヘーゲルの非体系的思考とヘルダリン
  Ⅱ節 不在の神と現前する神
終章 <近代>の限界とヘルダリン
補論 哲学にとっての母語の問題
  1 ハイデガーにとっての<言語-母語-詩的言語>
  2 ハイデガーのヘルダリン解釈と民族の原詩作
  3 「存在の樹立」と「国家」
  4 詩的言語における同一性と他者性
  5 まとめ-母語/詩的言語と哲学