宇都宮 輝夫/著 -- ウツノミヤ,テルオ -- 勁草書房 -- 2012.9 -- 161

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 161/ウ012 0114889322 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 宗教の見方
書名カナ シュウキョウ ノ ミカタ
副書名 人はなぜ信じるのか
著者 宇都宮 輝夫 /著  
著者カナ ウツノミヤ,テルオ
出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2012.9
ページ数 7,244p
大きさ 21cm
一般件名 宗教学
内容紹介 宗教とは何か、なぜ人は宗教を信じるのか、宗教を信じてどうなるのか。根源的な問いを非宗教的な態度で観察・分析し、公共的に通じる言葉で記述する宗教学の概論書。
NDC分類(9版) 161
ISBN 4-326-10220-4
ISBN13桁 978-4-326-10220-4
定価 ¥2400

目次

第1章 はじめに:宗教の普遍性
  1.1 どの時代,どの社会にも宗教は存在する?
  1.2 啓蒙主義の見通し-世俗化へ向かう歴史法則
  1.3 現代の宗教状況
第2章 宗教とは何か:常識を疑い,吟味する
  2.1 宗教は神崇拝ではない
  2.2 宗教は超自然の観念で定義できない
  2.3 宗教は死生観ではないし,死後存在・死後世界についての教説でもない
  2.4 宗教は究極的関心事ではない
  2.5 聖俗の二分法
第3章 宗教概念批判とその吟味
  3.1 宗教概念の偏頗性
  3.2 宗教という語あるいは宗教概念
  3.3 研究は不可避的に本質探求になる
  3.4 家族的類似性
第4章 宗教と非宗教の境界
  4.1 ファシズム,共産主義などの政治上の主義
  4.2 フランス革命祭典,アメリカの市民宗教,世俗的ナショナリズムなど
  4.3 祭り
  4.4 宗教性の薄れた慣習
  4.5 社会的道徳運動・啓蒙運動・修養団体その他
第5章 信じるとはどういうことか
  5.1 信者・信仰の標識
  5.2 信仰の度合い
  5.3 愚か者が宗教を信じるのか
  5.4 宗教を信じる人は非合理的なのか,あるいは人間はそもそも合理的か
  5.5 合理性とは何か
  5.6 信は知に先行し,知は信に基づく
  5.7 認識することと肯定・賛美すること
第6章 宗教の構成要素
  6.1 信念
  6.2 儀礼
  6.3 教団
  6.4 聖職者
  6.5 生活
  6.6 体験
第7章 宗教の機能
  7.1 機能的アプローチ
  7.2 救済約束と救済願望
  7.3 宗教と生活状況との相関
  7.4 意味づけの機能
  7.5 政治的・社会的機能
第8章 宗教の諸理論
  8.1 なぜ人は容易に信念を捨てないのか:フェスティンガー
  8.2 信じることで何をしているのか:ウィトゲンシュタイン
  8.3 人間は真理に基づく自己肯定を求める:カール・バルト
  8.4 社会には世界観があり,それが宗教へと結晶化する:トーマス・ルックマン
  8.5 ホモ・レリギオーススの宗教学:ミルチャ・エリアーデ
  8.6 社会は宗教現象である:エミール・デュルケム