鈴木 英之/著 -- スズキ,ヒデユキ -- 勉誠出版 -- 2012.8 -- 188.62

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 188.6/ス012 0114890858 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世学僧と神道
書名カナ チュウセイ ガクソウ ト シントウ
副書名 了誉聖冏の学問と思想
著者 鈴木 英之 /著  
著者カナ スズキ,ヒデユキ
出版地 東京
出版者 勉誠出版
出版者カナ ベンセイ シュッパン
出版年 2012.8
ページ数 9,356,15p
大きさ 22cm
一般件名 神道
内容紹介 中世の主要な思想・信仰・文学を包括的に修め、浄土宗義・地位の確立に生涯を捧げた了誉聖冏。のちに浄土宗第七祖として尊崇された高僧による「兼学」の様相をその神道関係著作に探り、中世日本の学問のかたちを明らかにする。
NDC分類(9版) 188.62
ISBN 4-585-21009-2
ISBN13桁 978-4-585-21009-2
定価 ¥9800

目次

序章
  はじめに
  一 聖冏の評価と本書のねらい
  二 聖冏の生涯
  三 研究史
  四 本書の構成
第Ⅰ部 初期の著作にみる学問と思想
第一章 聖冏の神道論概観
  はじめに
  一 神道関係著作における神道論の特色
  二 神道関係著作の概要
  三 研究の利点と意義
第二章 『鹿島問答』における本地垂迹説
  はじめに
  一 『鹿島問答』の本地垂迹説
  二 法然浄土教学にもとづく神明の位置づけ
  おわりに
第三章 『鹿島問答』における聖徳太子
  はじめに
  一 太子は本朝仏法流布の祖か
  二 聖徳太子は浄土真宗の祖か
  三 聖徳太子の礼拝方法
  おわりに
第四章 伝聖徳太子述作『説法明眼論』の性格と流布
  はじめに
  一 太子著作としての『説法明眼論』
  二 『説法明眼論』の概要
  三 『説法明眼論』の構成
  四 規範としての『説法明眼論』
  五 太子未来記としての『説法明眼論』
  六 『説法明眼論』の流布
  七 教養としての『説法明眼論』
  おわりに
第五章 聖冏教学における聖徳太子
  はじめに
  一 浄土宗における聖徳太子
  二 学者としての聖徳太子
  三 聖徳太子と教相判釈説
  四 三国伝来の浄土教
  おわりに
第六章 聖冏の漢籍受容
  はじめに
  一 聖冏著作における漢籍引用
  二 儒教の位置づけ
  三 世善と世福
  四 善導・良忠の孝道の位置づけ
  五 聖冏の孝道の位置づけ
  おわりに
第Ⅱ部 晩年の著作にみる学問と思想
第一章 晩年の神道関係著作について
  はじめに
  一 晩年の神道関係著作と神道灌頂
  二 宥尊について
  三 聖冏著作と願行流
  四 春瑜書写『日本紀私見聞』と願行流
  おわりに
第二章 『麗気記』所収「神体図」の受容と展開
  はじめに
  一 神体図の構成と特色
  二 口伝される図像
  三 聖冏の神体図解釈
  四 良遍の神体図解釈
  おわりに
第三章 『麗気記私鈔』『麗気記神図画私鈔』の考察
  はじめに
  一 神体図解釈の諸相
  二 重如月殿
  三 日本紀本尊と重如月殿
  おわりに
第四章 『麗気記拾遺鈔』における神体
  はじめに
  一 『麗気記拾遺鈔』の位置づけ
  二 諸宗派における神体
  三 教相判釈される神々
  四 浄土宗の神の優位性
  五 大元宗祖神
  おわりに
結語
  一 本書のまとめ
  二 中世における聖冏の位置づけ
資料篇
筑波大学蔵『麗気記私鈔』『麗気記神図画私鈔』解題・翻刻
称名寺蔵・金沢文庫保管『説法明眼論』解題・翻刻
真誉相関撰『了誉上人伝』解題・翻刻