長谷美 貴広/著 -- ハセミ,タカヒロ -- 農林統計出版 -- 2012.6 -- 611.34

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A6層 611.3/ハ012 0114863087 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 戦後日本の麦政策と農協麦類共販
書名カナ センゴ ニホン ノ ムギセイサク ト ノウキョウ ムギルイ キョウハン
副書名 “もう一つの道”はありえたか
著者 長谷美 貴広 /著  
著者カナ ハセミ,タカヒロ
出版地 東京
出版者 農林統計出版
出版者カナ ノウリン トウケイ シュッパン
出版年 2012.6
ページ数 12,240p
大きさ 21cm
一般件名 麦-歴史 , 農業協同組合-歴史
内容紹介 日本資本主義成立以降の麦作展開の特徴である「大・裸麦の後退」と「小麦化」が戦後麦作展開の中にどのように貫徹しているのか。戦後間接統制と市場との関係を軸に、そこで農協系統共販が果たした役割に注目しながら解明する。
NDC分類(9版) 611.34
ISBN 4-89732-255-1
ISBN13桁 978-4-89732-255-1
定価 ¥2600

目次

序章 課題と方法
  第1節 本書の問題意識と課題
  第2節 持田恵三の麦作研究と「日本麦作の宿命」
  第3節 研究の視角
  第4節 研究の方法
  第5節 本書の構成
第1章 農協麦類共販の展開論理と日本麦作の特殊性
  第1節 はじめに
  第2節 麦類の間接統制移行と農協系統共販
  第3節 麦類共販の展開構造
  第4節 小麦多収品種の全国的普及展開と国内産小麦劣位構造の固定化
  第5節 小括
第2章 ビール麦契約栽培の展開過程
  第1節 はじめに
  第2節 ビール麦契約栽培の仕組み
  第3節 高度経済成長下におけるビール消費量の増大とビール麦市場の拡大
  第4節 ビール麦価格機構の仕組みとその性格
  第5節 ビール麦生産地の展開構造
  第6節 小括
第3章 ビール麦契約栽培における劣等地問題
  第1節 ビール麦系統共販運動前史としての稲敷郡ビール麦紛争
  第2節 ビール資本による原料独占の歴史的性格
  第3節 稲敷郡ビール麦紛争の発生構造
  第4節 小括
第4章 ビール麦系統共販の展開論理
  第1節 ビール麦契約栽培の構造とビール麦系統共販運動参加県の動向
  第2節 主産地における系統共販運動の展開過程
  第3節 小括
第5章 ビール麦系統共販運動の意義と限界
  第1節 暫定協定の締結過程と協定締結における争点の浮上
  第2節 荷見・山本協定の交渉過程
  第3節 政府のビール麦国内完全自給方針と系統共販体制下におけるビール麦栽培の動向
  第4節 小括
第6章 麦類の生産・流通・政策における農協系統共販論理の貫徹と日本麦作の崩壊
  第1節 はじめに
  第2節 麦類間接統制システムの位置づけと農協麦類系統共販の依存関係
  第3節 前農業基本法期における麦政策構想の2つの潮流
  第4節 「麦研究会」の麦作再編政策の史的可能性
  第5節 振興局試案と戦後麦政策硬直化の論理
  第6節 戦後麦作史における“もう一つの道”の模索
  第7節 小括
終章 議論の総括