北川 扶生子/著 -- キタガワ,フキコ -- 水声社 -- 2012.4 -- 910.268

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/ナ012 0114824600 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 漱石の文法
書名カナ ソウセキ ノ ブンポウ
著者 北川 扶生子 /著  
著者カナ キタガワ,フキコ
出版地 東京
出版者 水声社
出版者カナ スイセイシャ
出版年 2012.4
ページ数 284p
大きさ 22cm
内容紹介 19世紀末の日本語の根底的な変革期。新たに形成される読者層をまえに、夏目漱石はどのようにして「世界」を獲得し、「小説」というジャンルを切り拓いたのか? 漱石文学の新たな可能性を問う著者の論文をまとめる。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-89176-902-4
ISBN13桁 978-4-89176-902-4
定価 ¥4000

目次

第一章 書く読者たち
  一、作文の時代
  二、作文をめぐる制度
  三、美しい故郷の描き方-立身出世物語とレトリック
  四、紀行文と美文-遅塚麗水「不二の高根」を中心に
第二章 美文と恋愛
  一、「幻影の盾」「薤露行」における美文と女性造型
  二、「草枕」におけるジャンルの交錯
  三、「虞美人草」と美文の時代
第三章 小説と恋愛
  一、失われゆく避難所-「門」におけるジェンダー・植民地・文体
  二、言葉と身体-「行人」の場合
  三、士大夫文化の凋落と漢文脈-「明暗」の文体
第四章 江戸とロンドンのあいだ
  一、明治期の修辞観と社会進化論-ポープ論における分裂と可能性
  二、江戸とロンドンのあいだ-『文学評論』におけるアディソン、スティール
  三、エスニック・マイノリティのロンドン-漱石のヴィクトリア朝絵画受容と社会進化論